余命宣告はハッキング出来ますか【降谷零/安室透】

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降「お前の一挙一動全てを監視してる。少しでも不審な事をしたら

「はいはい分かったって！このパソコンからNOCリストにアクセスして、これに保存して見せればいいんでしょ？」






降谷さんが言ったテストの為に用意されたのは
初期化されたパソコン1台と、
適当なUSB保存媒体と、
パソコンの動きを更にハッキングして監視しているサイバー知識に強い公安部の人間
とその他数名警備役の公安

サイバー犯罪対策課から呼ばれなかった理由は、画面に表示されてしまう可能性があるNOCリストを閲覧される事を防ぐ為


万が一が起こればすぐにパソコンをシャットダウンする

小娘が不審な挙動を見せれば遠慮なく取り押さえる


そういう算段の中、






「じゃ、始めるよ？」

降「ああ」

風「.........っ！？」

公「えっ.......」






途端に始まったのは驚く程に素早いキーボード操作と、我々からしたら故障したんじゃないかと思ってしまうような文字だらけの画面

.......まさか、本当に........






「さすがにこの間初めてアクセスした時はさ、もっと手こずったけど」






この小娘がNOCリストを........






「おじさん達なーんにもアップデートしてないみたいだし、今回はサクッと行っちゃうよ！」

降「.......っ、

「はいジャジャーン！こちらがNOCリストでございますっ！」

風「.......降谷さん！今すぐ逮捕を

降「ダメだ、データが見つかってない」

風「し、しかし！犯人は彼女だと明らかに

降「それでもデータが見つからなければ意味が無い。こいつの事は僕がいくらでも監視出来る。だが所在も分からないデータとなると話は変わる。今この瞬間NOCリストが誰かの手に渡っていないと君が保証出来るのか？」

風「......それは.......」

「まぁ、気持ちは分かるけど一応私が保証するよ？あ、保存出来たよ！はい、ゆうちゃんUSB返却」

風「っ.........」

「これで信じてくれた！？お仕事くれる！？」

降「はぁ.......今日はとりあえず帰ろう。話はそれから

「あ！ちょっと待って！ちょうどいいから日記書いちゃうね！」






・





・






公「風見さん、これからどうしますか.......？」

風「仕方ない.......日記はどうなった？」

公「ダメでした。こちらのハッキングは既に解除されていて、履歴も一切残っていません」





"日記を書くだけ、書いてるところ見たらNOCリストの安全は保証しない"

との脅しに従うしかなく、約1分皆後ろを向かされた

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