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『日が暮れちまったな……』
炭治郎「あぁ、遅くなっちまった」
暗闇の中、俺達は森を進んだ
三郎「こら、炭治郎、怜!!
お前ら、山に帰るつもりか
危ねぇからやめろ」
炭治郎「俺は鼻が利くから平気だよ」
『俺も目が良いから、暗くても大丈夫だぞ？』
三郎「いいから、家に泊めてやる
来い、戻れ」
炭治郎「でも…」
三郎「いいから、来い!!
鬼が出るぞ」
そう言って、三郎爺さんは俺たちを家の中に入れた
三郎「昔から人喰い鬼は日が暮れるとうろつき出す
だから夜、歩き回るもんじゃねぇ
食ったら寝ろ、明日早起きして帰りゃいい」
『……鬼は、家の中に入ってこないのか？』
三郎「いや、入ってくる」
炭治郎「じゃあ…みんな鬼に…喰われちまう」
三郎「鬼狩り様が鬼を斬ってくれるんだよ、昔から……」
『鬼…………狩り様………』
横をむくと炭治郎はすやすや眠っていた
三郎「お前ももう寝ろ」
『…………あぁ』
三郎爺さん、家族を亡くして一人暮らしだから寂しいんだろうな……
今度、竈門家の兄妹達も連れてくるか…
怖がらなくたって、鬼なんていやしない……大丈夫だ………
けど………
昔、兄さんも同じ事を言ってた気がする……
俺達は、朝早く起きて三郎爺さんの家を出た……
炭治郎「(幸せが壊れる時はいつも、血の匂いがする)」
俺は目の前の光景に目を疑った………
『禰豆子っ!!六太っ!!』
放心状態だった炭治郎も、俺が声を上げた瞬間、禰豆子のと六太に駆け寄った
炭治郎「どうしたっ、どっ、どうしたんだ!!!
何があった……」
炭治郎が家の方を向き青白い顔をした
恐る恐る、俺も家を見た……
『っ!!!』
そこには血塗れの部屋と、血を流した竈門家の皆がいた…………
炭治郎「母ちゃん、花子、竹雄、茂、禰豆子、六太……」
俺は皆の脈があるか調べた…
葵枝さん
花子
竹雄
茂
六太
禰豆子………………
『っ!!!!炭治郎！禰豆子だけまだ脈がある!!!まだ間に合うかもしれない!!!!』
炭治郎「！」
炭治郎は急いで禰豆子を背負い雪山を駆け下りた
禰豆子の事は心配だが、今は炭治郎に任せよう……
俺は竈門家の埋葬を始めた
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廣岡唯 - 面白い続きが観たい… (11月11日 17時) (
レス) @page1 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
会長(プロフ) - BSさん» ありがとうございます！明日あたりに更新する予定なので、お楽しみに！ (2020年2月7日 16時) (レス) id: 7b67f3f988 (このIDを非表示/違反報告)
BS(プロフ) - 続き楽しみにしてます。更新頑張ってください!! (2020年2月6日 14時) (レス) id: 5e6c663fd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：会長 | 作成日時：2020年1月26日 15時
