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『おはよう、炭治郎』
炭治郎「怜か、おはよう」
俺は近所である竈門家に訪れていた
近所と言っても、家の距離は離れているが…
『今日も炭売りに行くのか?』
炭治郎「あぁ、また手伝いに来てくれたのか?」
『そりゃそうだろ!一人じゃ大変なんだから』
炭治郎「ありがとう」
俺は毎日、炭治郎の手伝いをするのが俺の日課になっていた
葵枝「炭治郎、怜くんも」
『葵枝さん』
炭治郎の母の葵枝さんが俺と炭治郎を呼んだ
葵枝「雪が降って危ないから、行かなくてもいいんだよ」
炭治郎「正月になったらみんなに腹いっぱい食べさせてやりたいし、少しでも炭を売ってくるよ」
『俺も手伝うのが日課になってきてるし、弟くん達の喜んだ顔が見たいから……
心配しなくても大丈夫だよ、葵枝さん』
葵枝「………ありがとう」
葵枝さんは申し訳なさそうに笑った
茂「兄ちゃん達今日も町に行くの?」
花子「私も行く」
竹雄「えーーーーーっ!?」
炭治郎の弟達が【行きたい】と目を輝かせる
葵枝「だめよ、炭治郎と怜くんみたいに速く歩けないでしょう」
茂「母ちゃあん!」
葵枝「だめ、今日は荷車を引いて行かないから、乗せてもらって休んだりできないのよ」
ただをこねる茂と、正論を言う葵枝さん
『茂、帰ってきたら俺が遊んであげる
だから、それまで待っててくれないか?』
茂「えっ!怜兄ちゃん遊んでくれるの!?」
花子「私も一緒に遊びたい!」
『うん、葵枝さんの言うこと聞いてくれたらね』
茂「分かった!」
花子「うん!」
2人とも納得してくれたみたいだ
炭治郎「ありがとう、怜
竹雄、できる範囲で構わないから少し木を切っといてくれ」
竹雄「そりゃあやるけどさぁ
一緒にやると思ってたのにさぁ」
少し残念そうに言う竹雄をなだめ町へ向かった
茂「早く帰ってきてね」
花子「気をつけてねー」
竈門家に手を振りながら
「お兄ちゃん、怜さん」
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廣岡唯 - 面白い続きが観たい… (11月11日 17時) (レス) @page1 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
会長(プロフ) - BSさん» ありがとうございます!明日あたりに更新する予定なので、お楽しみに! (2020年2月7日 16時) (レス) id: 7b67f3f988 (このIDを非表示/違反報告)
BS(プロフ) - 続き楽しみにしてます。更新頑張ってください!! (2020年2月6日 14時) (レス) id: 5e6c663fd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:会長 | 作成日時:2020年1月26日 15時