片思い幼なじみ。《赤》 (ページ14)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:30,800 hit

#14 ページ14

今日は一日中友達と遊びまくった

街中のカップル見る度にいいなぁなんて思ったり、

イルミネーションとか見てたら帰りが遅くなっちゃって時計を見るともうすぐ11:00

なんだかんだ遅くなっちゃったな

ん…？

足早に家路を辿っていると家の前に人影が見えた

『…しげ？』

そう言った途端、

しげに抱きしめられた

体が冷たい。

今日は雪が降りそうなくらい気温が低かった

私のことずっと待っててくれたんだ…

『なんで…？』

「……

別れてきた」

え、、

「遅くなってごめん

俺やっと、Aが1番大切やって気付いた」

『遅いよ』

「ごめん、別れてきたばっかでこんな事言うのもおかしいと思うけど

Aを誰よりも愛してる

俺が幸せにするから、

俺と付き合ってください。」

『あほ…』

大好きの意味を込めて強く抱き締め返した

しばらくしてお互いの体が離れるとどちらからともなく目が合って、

そっと口づけを交わした。

「俺アホやからさ、これから傷つけてしまうこともあるかもしれない、でもAを好きな気持ちは誰にも負けへんから。

ずっと一緒に居てください」

『…こちらこそお願いします』

『ねぇしげ…？

大好き』

「そんなストレートに言われたら照れるわ笑

俺も大好きや」

忘れかけていた私の初恋が

やっと叶ったみたいです。