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ここはお洒落な花屋さん
ユンギヒョンに
どの花屋がいいかってしつこく聞いたら
ここがいんじゃねーのって
1日たって教えてくれた。
来てみたら本当にお洒落、
王道の花から
俺が知らないような繊細な花だったり
すごい独特な形の奇抜な色をした花だったり
お店の雰囲気といい
最高のお店だった。
「Aってどんなのが好きなんだろ。」
1番前に置いてある花をとりあえず
しゃがんでよく見てみる。
Aならなんでも喜んでくれると思う。
「誰かにあげたりするんですか?」
ずっとしゃがみこんで考えてると
お店の店員さんが話しかけてきた。
「え!、あの、えぇ、はい。女の子に、あげようかなー、なんて思ってて。」
緊張しすぎて震えてる俺は
中々言葉がすらすらとでない。
店員さんはそんな俺の言葉を
にこにことわらって聞いてくれた。
「その方は喜ばれますね、ずっと悩んでるんですもの。女の子にはそういうのが絶対伝わるものです!」
「ほ、本当ですか!」
じゃあ俺が選んだ方が絶対いいよね、
なんか結局わからなくなって店員さんに聞こうか悩んだけど、絶対聞くより自分で選ぶべきだよね。
「あの、花言葉とかって教えてくれますかね」
「はい、もちろん教えますよ。」
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作者名:うなぎパイ | 作成日時:2021年3月23日 9時