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TH「あ、ジミナ、今日暑くね?」
JM「ほんとね」
学校までの登校時間
正直言って夏は暑い、冬は寒い、
登校したくない。
だからいっつもだるいなと思いながら
長くて四季の変動が激しい道を歩いていた。
「あージミナおはよう〜」
『あ、おはよう!』
Aは共通の友達の付き合いで
仲良くなった。
元気な声にいつも元気な顔
最初出会った頃の俺はこの人暑苦しい、
そう思ってた。
『テヒョン、髪跳ねてるよ』
「んじゃ切って。」
『馬鹿、自分で直せ。』
クラスも違ったし
登校時間くらいしか会わなかったけど
なんか一緒にいて居心地いいなって
思うようになってって
「はい、ジュース」
『お!さすがテヒョン!気が利く!』
「いひひ笑」
『え、ちょっと、』
「ふふーん」
『暑いんだからちょうだい!』
「あげませーん」
『くそ、身長の差が憎い。』
俺の手にあるジュースをとろうとして
すごい距離が近くなって
少し汗が垂れてるのが妙に雰囲気でてて
少しだけ手に触れたAの手が柔らかくて
ドキドキした。
「えっと、」
『よし、取れた....私をなめるなよ?』
「あ、、うん、、。」
この日から俺はAをそういう対象として
意識し始めた。
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作者名:うなぎパイ | 作成日時:2021年3月23日 9時