輝く未来へ

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神「あきと・・・くん・・・だいじょーぶやから・・・行って・・・？」

照史くんは、そんな神ちゃんを見て、なんかあったら電話してええから。といって病室を出て行った。

望「智・・・寝ときな」

息が荒くて、顔色がめちゃくちゃ悪い神ちゃん。

それを見た望がそう言うと、やっぱりしんどかったんか、すぐ寝てしもうた。

きっと今、俺たち３人は神ちゃんのことが心配でしょうがない。

発作・・・おこらんかんかったらええけど。


ー


そんな俺たちの願いを消したのは、それから２時間後のことやった。

神「ゴホッゲホッ・・・ひゅっ・・・げほっ」

しばらく落ちついとった神ちゃんが、急に咳き込みだして。

すぐに神ちゃんのベッドにかけよった。

重「神ちゃんっ、これ吸えるか？」

望「ゆっくり息するんやで」

しげが吸入器を準備して、神ちゃんの口元に持って行く。

体を起こしてあげて、息がしやすいように。

はやく、はやく。

神ちゃんを楽にしてあげてください。

背中をさすりながら、そんなことを思うことをすることしかできんくて。

３人で焦りながら、神ちゃんに声をかけ続けた。

神「ハァッハァッ・・・ヒューげほっごほっ・・・ひゅっ」

流「落ち着いて、すってー吐いてー」

頑張れ・・・神ちゃん・・・

25→←23 叶望０７１５様リク

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