輝く未来へ

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崇裕side

訳のわからんまましげの後をただついて行けば、目に映ったのは信じられない光景。

いや、信じたくなかった光景。

濱「望！！」

すぐ望に駆け寄って、声をかけるけど・・・

反応はなかった。

急いで淳太と照史に連絡を入れて、心音とかを確認する。

今にも途切れそうな呼吸。

すぐに２人が来てくれて、処置室に向かった。


処置室に入って、すぐ３人で処置に取りかかる。

そんな時だった。

つけたばっかりの心電図が不快な音を鳴らし始めたのは。

それとともに、心肺停止を告げる叫び声を聞いて、心臓マッサージを始める。



戻ってこい。



ただその思いを・・・強く抱きながら。


ー


あの後、なんとか望は一命を取りとめて。

２日たって目を覚まして、さらに２日後には、普通に喋ることが出来るようにまで回復した。

なので只今、説教タイム。

まぁ、そんな怒る訳やないけど・・・

望から話を聞いて、俺たちを頼れと伝えるだけ。

濱「１人で抱えこまんでええ。俺たちは、望たちのことを迷惑なんて思ってへんし。むしろもっと迷惑かけてほしいと思ってる」

望「・・・え？」

濱「つらいときはつらいって言えばええ。苦しいときは苦しいって叫べばええ。俺たちが、全部受け止めてやる。やから、自分の思ったことを素直に口に出せばええねん。こう言ったら、嫌に思われてまうとか。そんな気持ちは捨てろ」

望「・・・」

濱「俺たちはずっと望の味方や」

そう言い終えると、望の大きな瞳が揺れて、そのまま俯いてしまう。

多分、泣き顔見られたくないんやろなぁ(笑)

望「・・・あほ。・・・ばか。・・・馬」

濱「それはさすがに傷つくわ(笑)」

望「・・・濱ちゃんのくせに」

はいはいって言いながら、望を抱き寄せる。

腕の中で、小さく。


ありがとう。


と声が聞こえて、抱きしめる手に力を入れた。

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次は、叶望０７１５様リクです！

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