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…
女「 なに突っ立ってんのさ 」
女「 なんとか言いな？ 」
西島くんに腕を引っ張られ
背中に隠れるような状況になった
西「 … 屋上から来ました 」
女「 ああ、そう。ここに入院してんの？ 」
西「 はい、僕ではなく彼女ですが 」
女「 へえ、ちょうど良かった２人いて 」
私の左手と西島くんの右手は
話している間も繋がれたまま
ぎゅっと力が入った
女「 とりあえずそこから出て来な 」
西「 … 分かりました 」
エレベーターの外は
決して良いものでは無かった
想像以上だった
女「 私はね、この病院に不満があるわけ 」
女「 体調が悪くて入院しているのに、仮病とか言って 」
女「 遂には家族にも退院の方向で〜って連絡しやがって 」
地団駄を踏みながら言う女性は
明らかに元気そうで病気は無さそうだった
そんな女性に対して
西島くんが話しかけた
西「 分かりました、僕も説得します 」
西「 ただ彼女を先に解放してくれませんか？ 」
こんな残酷な場に居続けたら
気分が悪くなって倒れちゃいそう
女「 それは無理だね 」
西「 … お願いします 」
女「 無理なもんは無ー理！ 」
どんどん声が大きくなって
興奮状態になる目の前の女性
これじゃ逆効果だ
女「 逆なら良いよ？ 」
女「 あんたが出てその子が残る 」
早くここから外に出て
実彩子たちに会いたい
西「 それは出来ません 」
女「 ならこっちも無理だねー 」
西「 お願いします、彼女は … 」
その先を言おうとしない西島くん
どうしたのか後ろから
顔を覗き込もうとすると
／
警察だ！ナイフを捨てろ … ！
＼
警察が突入してきた。
…
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ao.ao(プロフ) - 続きを読めるのをずっーとずっーと待ってますから（涙）宜しくお願いします！ (2022年5月30日 23時) (
レス) @page10 id: b1e1eb49df (このIDを非表示/違反報告)
はやかわ(プロフ) - 西くんの涙につられて私も泣きました。(完全に部外者なのに··。) (2022年1月21日 16時) (レス) @page10 id: dd3afb04cc (このIDを非表示/違反報告)
はやかわ(プロフ) - 最後がどうなるか全然わかりませんが、シリーズ9ともなるとそろそろなんかなって、勝手に寂しくなり始めたこの頃です(笑) (2021年9月17日 2時) (レス) id: dd3afb04cc (このIDを非表示/違反報告)
はやかわ(プロフ) - 思い出したときに続きを読みにきたり、連日でシリーズ1から読み直したりしてるくらい読み手もマイペースですから、これからも気長に待ってます。長い時間楽しませてください(笑) (2021年9月17日 2時) (レス) id: dd3afb04cc (このIDを非表示/違反報告)
はやかわ(プロフ) - 切なっ(号泣)。切な過ぎます！！(涙)続けてくださってありがとうございます。ほんまに感謝感謝です！大大大大大っっっ好きな！作品です！！ (2021年9月17日 2時) (レス) id: dd3afb04cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お と
| 作成日時：2021年7月29日 10時
