400【 橙 】 ページ6
…
西「 はあっはあっ … 大丈夫？ 」
「 ごめんね … 重くてっ … 」
エレベーター内の酸素が
一気に無くなりそうなほど
Aをおぶって
辿り着いたエレベーター
入った瞬間、２人して座り込んだ
あの光景は一体 …
「 急に … どうしたんだろう … 」
屋上には届かなかった院内放送
Aのお父さんのときと
状況は、かなり似ている
西「 エレベーターの中にいたら大丈夫 」
「 そうだね、実彩子たちも大丈夫かな … 」
西「 連絡してみようか 」
ずっとこの中にいれば安心だけど
いつ何が起こるか予想は出来ない
ましてやAは妊娠してるし
長時間この環境は良くない
「 あれ … 繋がらないなあ … 」
西「 電波は？ 」
「 １本しか立ってない … エレベーターの中だから？ 」
俺は自分の携帯を確認しながら
「 �� 」というボタンを押した
このままじゃいけない
とりあえず外に出よう
西「 俺のも１本しか立ってない 」
「 どうしよう … このままじゃ確認できないよ 」
西「 今は難しいな 」
「 大丈夫かな … 」
Aは妊婦さんなんだから
今は自分の心配をしなよ
なんて言えるわけも無くて
／
１階です、ドアが開きます
＼
西「 A、立てる？ 」
「 うん、ありがとう 」
Aの手をとり立った後、
エレベーターから外へ出た
西「 … ？！ 」
その瞬間、目の前に広がったのは
女「 あら、まだ人が残ってたんだね 」
女「 あんたたち … どの階から来たの？ 」
院内放送で流れていた
女性がナイフを持って、
こちらを向いていた
…
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ao.ao(プロフ) - 続きを読めるのをずっーとずっーと待ってますから（涙）宜しくお願いします！ (2022年5月30日 23時) (
レス) @page10 id: b1e1eb49df (このIDを非表示/違反報告)
はやかわ(プロフ) - 西くんの涙につられて私も泣きました。(完全に部外者なのに··。) (2022年1月21日 16時) (レス) @page10 id: dd3afb04cc (このIDを非表示/違反報告)
はやかわ(プロフ) - 最後がどうなるか全然わかりませんが、シリーズ9ともなるとそろそろなんかなって、勝手に寂しくなり始めたこの頃です(笑) (2021年9月17日 2時) (レス) id: dd3afb04cc (このIDを非表示/違反報告)
はやかわ(プロフ) - 思い出したときに続きを読みにきたり、連日でシリーズ1から読み直したりしてるくらい読み手もマイペースですから、これからも気長に待ってます。長い時間楽しませてください(笑) (2021年9月17日 2時) (レス) id: dd3afb04cc (このIDを非表示/違反報告)
はやかわ(プロフ) - 切なっ(号泣)。切な過ぎます！！(涙)続けてくださってありがとうございます。ほんまに感謝感謝です！大大大大大っっっ好きな！作品です！！ (2021年9月17日 2時) (レス) id: dd3afb04cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お と
| 作成日時：2021年7月29日 10時
