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「ただいまあ。やートイレ混んでたわ。てかリエーフなんで居んの?」
自販機で買った缶の炭酸を開けながらお弁当を食べ終わったのか、廊下に立っていた黒尾・夜久・海・灰羽の元へ駆け足で近寄る。
灰羽「俺めっっちゃ心配だったんです!!!」
「Aさん人気の無い中庭に向かってたから!何かあったのかなって思って!!」と叫びながらAに抱きつこうとする灰羽を夜久が制した。
「ここ3年の階だからもう少し抑えて、リエーフ」
苦笑いするAに黒尾が「こいつが焦って教室入ってきた時はびびったわマジで」と笑い飛ばす。
海「リエーフ、教室入ってきては急にAが裏庭に行ってた、人気ないのに、ってうるさかったんだぞ。」
夜久「まーお前がトイレ行くなんて言った瞬間俺らはまたいつものかって察してたからな」
普段トイレに行く時無言で行くAがわざわざ皆に伝えたのを不審に思っていたのだろう。苦笑いして夜久がそう言うと灰羽が「俺はA先輩が心配だったんです!!」と大声を出した。
黒尾「まあお前はいつもみてーに相手のこと返り討ちにしてくんだろうなって思ってたしな」
「なにそれ私がヒール役みたいに言わないで」
夜久「あながち間違ってねえ」
けたけたと楽しそうに笑う夜久たちの声と同時にチャイムが鳴った。
灰羽「じゃあ俺戻ります!!」
「うん、バイバイ。リエーフ」
優しく手を振ったAにおおきく振り返す灰羽。そんな灰羽を見送る3年生達。
黒尾「いや〜しっかし内心焦ったわマジで。お前マジで俺らに伝えてから行ってくんね?トイレなげえな〜位にしか思ってなかったからね俺たち!!!!」
夜久「察したとか嘘だからまじで!!!!お前本当に目離せねえわ!!!!」
海「そのうち暴力とかになるかもしれないからね、ちゃんと俺らにも相談しなさいね」
後輩のために強がるのも、3年生の意地なのだ。
ーーーーー
分かりにくい描写突っ込んですいません(^^;
リエーフが海のクラスに来て、Aの事を伝えた時に黒尾たち3年生はリエーフに心配をかけさせないため(Aが他人に心配かけさせるのを嫌がる為)、「Aなら大丈夫だろ。あいつつえーし」「お前は心配すんな」「Aいっつも返り討ちにして帰ってくるからな」てきな事を伝えて安心させたんですが、3年生達の内心はドッキドキでしたって話です。(語彙力)
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はる - 初コメ失礼します!!この小説大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (12月19日 17時) (レス) @page17 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - すごく好きですぜひ烏野バージョンも、、 (2020年10月22日 23時) (レス) id: 6dda202ec3 (このIDを非表示/違反報告)
名無し51021号(プロフ) - めちゃくちゃ好きな作品に出会ってしまった……!!青城の方も見させてもらいました……!!更新待ってます!!大好きです!! (2020年8月12日 13時) (レス) id: 0886ee79c1 (このIDを非表示/違反報告)
inno - 青城のほうも見ました!!面白いです頑張ってください (2020年6月18日 7時) (レス) id: 637a950f3e (このIDを非表示/違反報告)
すぃ - めっちゃ好き!!!! (2020年6月6日 22時) (レス) id: 040106809d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みょん | 作成日時:2020年6月6日 18時