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直井「という訳で、明後日は梟谷と急遽練習試合をすることになった。相手がウチに来てくれるらしい。」
猫又「存分に相手から吸収しなさい。」
部員「「ハイッ!!!」」
大きな声で返事をしてすぐに練習に戻る部員たち。
明後日土曜日は朝から梟谷学園高校との練習試合なのだ。久しぶりの練習試合に心做しか顔が明るい部員たち。もちろんそれはAも例外ではない。
「ふふ、ぼっくんどれくらい伸びたかなあ」
猫又「あいつはどんどん進化するからなぁ」
「だから面白いんです、彼。あと赤葦くんも」
直井「2年生にしてあの五本の指に入るエースをしっかりサポートしてるからな」
ふふ、と楽しそうに目を細めるAをスパイク練習中の黒尾が拗ねた顔で見つめていた。
黒尾「ちぇ、ほんとに木兎と赤葦のこと好きだよなアイツ」
夜久「まあお前よりかはカッコイイだろ」
黒尾「もーーーちょいオブラートに包んでくれるかな?!?!」
通りすがりの夜久がフッ、と笑うと大声で叫ぶ黒尾。その勢いのまま研磨の上げたトスを打つが見事にホームラン。
灰羽「黒尾さん!!ナイスホームランです!!」
黒尾「クルァ!!!リエーフ!!!黙ってろ!!」
夜久「煽られやすいなお前」
プンプンと怒りながらまた列に並ぶ黒尾。そんな黒尾に苦笑いする夜久。
「クロ、真面目にやらないなら最後のサーブ連倍にするけど」
黒尾「よーーーーしお前ら気合い入れてけーーーーー」
夜久「入ってねーのお前だけだよ」
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はる - 初コメ失礼します!!この小説大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (12月19日 17時) (レス) @page17 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - すごく好きですぜひ烏野バージョンも、、 (2020年10月22日 23時) (レス) id: 6dda202ec3 (このIDを非表示/違反報告)
名無し51021号(プロフ) - めちゃくちゃ好きな作品に出会ってしまった……!!青城の方も見させてもらいました……!!更新待ってます!!大好きです!! (2020年8月12日 13時) (レス) id: 0886ee79c1 (このIDを非表示/違反報告)
inno - 青城のほうも見ました!!面白いです頑張ってください (2020年6月18日 7時) (レス) id: 637a950f3e (このIDを非表示/違反報告)
すぃ - めっちゃ好き!!!! (2020年6月6日 22時) (レス) id: 040106809d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みょん | 作成日時:2020年6月6日 18時