俺らのマネが美しすぎる 【青城】

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「あ、徹思ってたより早かったね。逃げて来た？」

及川「よく分かったねAちゃん！これはもはや運命だね」

岩泉「早く座って飯食えクソ川」



バターン！と大きな音を立てて屋上に入ってきたのは先生から逃げて来た及川。みんな昼食を食べ終えてのんびりしていた頃だった。



松川「そういえば、1年でマネージャーやりたいってやついるらしいよ」

「へー、どんな子だろうね」

花巻「及川目的だったりして」

「かもねえ」


ぐでーっと大の字に寝転ぶAに男子一同釘付けになる。それそれはもう生唾を飲むほどに。

スラリと伸びる白い足、見えそうで見えない感じが彼らの男心をくすぐる。

時期が時期なので誰もブレザーもセーターも着用していないため何か掛けてあげたくても掛けることが出来ないもどかしさが彼らをうずうずさせていた。



及川「はあ……俺らのマネは何でこんなに無防備なの……」

「なに、興奮しちゃった？」

花巻「そういうとこ！！お前そういうとこだよ！！ほんとにもう！！ドキドキさせんな！！」

「ふふ、えっち」

花巻「クッッッソかわいいなあ！！！おい！！」



ふわりと起き上がってスカートの裾を抑えるようにしてクスクスと微笑むA。


松川「A、そーやってオレらを弄ばないの、お前可愛いからズルい」

「はーい。善処しまーす。」

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