＿もしかして惚れた？ ページ25
Aside
繋がったままのスマホ、
言われた通りコンビニ入って、
カフェラテを飲みながら座ってしばらく他愛もない話をする。
( お前ってさ...、)
『 ...なに？』
( 怖いもんとかないの？夜道とかお化けとか笑 )
『 別に全部怖くない。1人でも平気だもん。』
( あのなぁ、もうちょっと警戒してくんない？笑)
『 ...なんで？』
その瞬間、冷たい何かが頬に触れた。
深澤｢ 油断してると変な男に襲われんぞ？笑 ｣
スマホを耳に当てまま、
私のほっぺをつまんで笑ったふっか。
『 着いてたなら言ってよ。』
深澤｢ 全然気づかないでぼーっと座ってるからちょっとちょっかい出してやろうと思って。｣
『 普通に不審者かと思った。』
深澤｢ 迎えに来てやったのにひでぇ奴笑 ｣
｢ ほら、帰んぞ。｣なんて言って、
さっさと車に戻っていくふっか。
急いできてくれたみたいだからサンダルだし、
部屋着だし、メガネかけてるし、
何より寝癖がぴょんと跳ねてた。
起きてたなんて...やっぱり嘘じゃん。
助手席に座って、
通り過ぎていく夜の街を窓から眺めた。
『 ふっか...、』
深澤｢ んー？ ｣
片手でハンドルを握ったまま、
気の抜けた返事をする。
『 ありがと、来てくれて。』
深澤｢ なに、やけに素直じゃん笑 ｣
『 いや、ほんとに。その、申し訳ないなって...、』
深澤｢ なんで...？｣
『 なんでって...、』
深澤｢ 俺は普通に嬉しかったんだけど。｣
『 .....え？』
深澤｢ あー、こいつが夜一人ぼっちになったとき最初に電話してくんの俺なんだって笑 ｣
『 だってそれは...、ふっかが、』
深澤｢ うん、いつでも電話してって言った。でもさ、絶対しない！って言い切ったじゃん？笑 ｣
『 .....、ごめん、』
深澤｢ なんで謝んだよ笑 調子狂うわ。｣
ハンドルを持ってない左手で、私の頭をぐしゃぐしゃと撫でて笑ったふっか。
深澤｢ いつもろくに人頼んないんだからさ、俺にぐらい頼れば？｣
『 .......、うん、』
深澤｢ ...お？もしかして惚れた？｣
『 全然惚れてない。』
深澤｢ うん...、知ってた笑 ｣
車で走れば、
あっという間だった帰り道。
2人きりの車で、
くだらない話をして笑う。
もっとこの時間が続けばいいのに、なんて
柄でもないことを思ったりして。
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ぽむりん(プロフ) - あやのさん» 嬉しいです(；；)ありがとうございます(；；) (2021年3月5日 19時) (
レス) id: a9d3d6effb (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - お話大好きです(〃ω〃) (2021年3月5日 11時) (レス) id: f49c4e3d67 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむりん(プロフ) - 七七盛さん» 悶えていただけて本当に嬉しいです…！どんどん運転してもらいましょう(*^^*)いい感じに4人の絡みを出していけるように頑張りますのでこれからも応援していただけると嬉しいです(；；) (2021年3月4日 19時) (レス) id: a9d3d6effb (このIDを非表示/違反報告)
七七盛(プロフ) - 免許所有のふっかさんんん、ぐあぁずるいぃと悶えながら拝読いたしました！！この４人のバランスもとてもきゅんです！！続きを待ち遠しく待機します！！！ (2021年3月3日 15時) (レス) id: b88e55deaf (このIDを非表示/違反報告)
ぽむりん(プロフ) - orzさん» 惚れてもらえて嬉しいです笑いつもコメントありがとうございます(；；) (2021年2月25日 7時) (レス) id: a9d3d6effb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむりん
| 作成日時：2021年1月15日 20時
