＿不覚にも ページ30
Aside
私のペースにあわせて、
ゆっくりと自転車を押してくれる康二。
『、、荷物ぐらい、自分で持てるよ？』
「あかん。俺が持つから。」
即答で拒否されて、
返してくれない荷物。
少し立ち止まってみた、
私がついてきてないことに気づいて、
焦って振り返る康二。
向井「え？！どないしたん？！しんどい？疲れた？ちょっと休憩する？」
なんて、あたふたしてて。
「ふふっ笑、、心配しすぎだから笑」
思わず笑ってしまう。
向井「当たり前やろ、あほ。」
頭をペシっと叩かれる。
向井「なんで呼んでくれへんかったん？」
『、、え？』
向井「倒れる前に、、電話のひとつでもくれたら良かったのに。」
『、、電話したら来てくれたの？』
向井「行くに決まってるやん。10秒で行くわ。いや、20秒はかかるかもしらんけど、、」
『嘘ばっかり笑』
そんな冗談で、いつも笑わせてくる。
おかげで少し、元気になれた、
ちょうど家の前まで来た。
『、、送ってくれてありがとう。』
向井「ん、ほんま気いつけや？」
『、、うん、ごめん。』
康二の大きな手が、
頭の上に優しくおりて、
そのまま康二が少ししゃがんで、
同じ高さになった目線。
向井「もうこんな心配かけんの禁止やで？」
『、、わ、分かってる。』
1歩後ずさって、
その手から離れた。
向井「ん、じゃあ。」
自転車に乗って、
帰っていった康二。
あんなに背高かったっけ？
あんなに優しい人だっけ？
不覚にも、今、
ドキドキしてるのは内緒。
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ぽむりん(プロフ) - momoさん» コメントありがとうございます、すごく嬉しいです(;_;)これからもキュンキュンして頂けるように頑張ります(><) (2020年4月15日 9時) (
レス) id: a9d3d6effb (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - この切ない恋心に、めっちゃキュンとします！更新頑張ってください！楽しみに待ってます！ (2020年4月15日 8時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
ぽむりん(プロフ) - キナリノさん» 私も登録させて頂きました(><)これからもお互い頑張りましょうね(;_;) (2020年4月8日 17時) (レス) id: a9d3d6effb (このIDを非表示/違反報告)
キナリノ(プロフ) - ぽむりんさん» わっ！そうだったのですね！？まさかすぎて驚きましたがすごく嬉しいですありがとうございます！私も他の作品も読ませてもらっててお気に入り作者さんとして登録させてもらいました(^^)これからもお互い頑張りましょう！ (2020年4月8日 16時) (レス) id: 0b61c34f08 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむりん(プロフ) - キナリノさん» キナリノさん(ﾟﾛﾟ)作品ずっと読ませて頂いてました(><)ファンです！作品読んでいただけてほんとに嬉しいです(;_;)これからも頑張ります！ (2020年4月8日 14時) (レス) id: a9d3d6effb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむりん
| 作成日時：2020年4月6日 23時
