08-濃厚 ページ8
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｢……っんーー！！｣
キスされたことにようやく気づいた私は、どうにか茅ヶ崎先輩を引き剥がそうとグググッと肩を押した。しかし押せば押すほど強い力で壁に押し付けられる。
結局離れることは出来ずされるがままの状態になってしまった。
｢………｣
｢……っん！？｣
一瞬目が合った瞬間ニヤっと妖しく笑った茅ヶ崎先輩に嫌な予感がした。
その予感は的中して息が続かないと口を僅かに開けた瞬間にスルっと舌を入れられた。
キスしてきたのも驚きだけど、
舌まで入れてきてこの人は何が目的なの…？
嫌いな私にキスをして何が目的？
合わされた唇は離れることを知らずちゅっちゅっと濃厚なリップ音が狭いエレベーターの中で響いた。
巧みに動く舌に翻弄され、魅了されていた。
｢……(なんかフワフワしてきた…)｣
長くキスしているうちに頭がフワフワしてきて身体に力が入らなくなり、思わずしゃがみこみそうになったところを支えられ、壁に押し付けられた。
ピンポーンとエレベーターが目的地に着くとあっさりと茅ヶ崎先輩は私から離れた。
サッサとエレベーターを出ていき、最後に挑発的な笑みを浮かべて私を見た。
｢言動には気をつけた方がいいよ？｣
｢な、なんなのあの人……！！｣
真っ赤になってしまった顔を隠しながらも茅ヶ崎先輩のあとを追うようにエレベーターを出た。
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きょんきょん(プロフ) - ゆっこさん» コメントありがとうございます！これからの至さんと夢主ちゃんの展開を楽しみにしててください(*^^*) 更新頑張ります！ (2017年11月18日 23時) (
レス) id: 5bb8dd7071 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ - これからの展開が楽しみです！更新、頑張って下さい。応援してます！ (2017年11月18日 21時) (レス) id: 7dbd32ccfb (このIDを非表示/違反報告)
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