４６話 ページ48
「……な、成る程………」
と、驚きと納得を混ぜたような声で浩太朗さんは声を出した
「待て！と言うことはあと一時間じゃねぇか！」
時計を確認したのかおっちゃんは４時を指す時計を見て叫んだ
「(こんなことしてる場合じゃねぇ‼)」
そう思った俺は慌てて席を降りて駿太郎さんがいると思われる部屋を探した
どこの部屋か分からなくなったとき、ちょうど良いタイミングでAが
『コナンくん……こっちだよ……ほら微かに血の匂いと縄を縛ってる音がする……』
そんな匂いはしないが五感がとても優れているAが言うんだから間違えないと思い俺達は鍵のかかった部屋の前に来た
タイムリミットまであと50分…
俺は駿太郎さんがいる部屋をノックして叫んだ
「駿太郎さん開けて‼ダメだよそんなことしちゃ‼ほら出てきてよ‼」
そう声を掛けるが返事が返ってこない…もう一度声を掛けようとすると、Aがドアに体当たりをした
「あめぇ！怪我したらどうすんだよ！」
『……早くこのドアを開けなきゃ……手遅れになる前に…コナンくんも手伝って……』
「……わかった………」
身体中から助けたいというAの気持ちが溢れていたので怪我をするという考えはどこかへと行った
しばらくドアに体当たりをしていると鍵が壊れたような音がして、その瞬間ドアが開いた
「……！何なんだ！君たちは！」
そう言うの男の人はきっと駿太郎さんだろう
駿太郎さんの手首にはカッターで切ったような痕、そして天井には縄がぶら下がっていた
その時に千代子さん達とおっちゃんが来た…この光景を見た清太郎さんは
「どうしてこんなことをしてるんだよ…兄さん！」
と、叫んだ……それに続き、千代子さんや浩太朗さんも
「そうよ兄さん！何でこんなことを…」
「こんなバカな真似はよせ！」
と、駿太郎を止めさせようと声を掛ける…その声を聞いた駿太郎さんはこう答えた
「……俺、生きてる実感が湧かねぇんだよ…それに俺は会社で虐められてるんだ……」
この言葉に誰もなにも言えなかった…だが、Aは駿太郎さんに近づき今日初めて笑った
ただ、無理した笑顔で
『生きてる実感が湧かない？だったら教えて上げますよ……ほら息を吸って……吐いて……ね？生きてる実感が湧くでしょ？」
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rain - 41話のSBIってFBIのことですか？ (2016年4月14日 16時) (
レス) id: 6793ed2170 (このIDを非表示/違反報告)
綾乃(プロフ) - かんなさん» あ、すみません！教えてくださってありがとうございます！ (2016年3月27日 12時) (レス) id: 8e66c6868c (このIDを非表示/違反報告)
かんな - こんにちは 少し注意点！！ 貴女は女の人に使う言葉で、男の人の場合、貴方になりますよ (2016年3月27日 11時) (レス) id: b82ef5a595 (このIDを非表示/違反報告)
エリン - (人1)じゃなくて(名前)にしないと、だめですよ〜。一度読み直してみてくださいよ！ごめんなさい。偉そうなこといってw (2015年12月13日 21時) (レス) id: c8847f7bd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんのん | 作成日時：2015年11月29日 23時
