雨の中で出会った少女は…

３４話 ページ36

何とか服部がコナンくんをなだめて落ち着かせてくれた

「んで？Aはさっきなんて言われたんだよ……」

『山内さんの事について…山内さんは相澤さんの元カノで、相澤さんに自分の父親を殺されたっていう噂があって、相澤さんの遺体の体に指紋が付いてたって聞いた」

「何やて！これはいい情報やないか！」


私は予測だけど犯人がわかった気がする……殺したトリックも動機も…


『んで？今ので二人ともわかったんでしょ？……トリックとかも全部……』

「あぁ…これで全て繋がった…」

「せやな…そんじゃみんなを早く呼んで推理ショーといきましょか」


私は蘭ちゃんに連絡してみんなを集めてくるように頼んだ…



しばらくして容疑者の三人も含めみんなが集まった……コナンくんはみんなに隠れて新一として電話で推理をする


「犯人がわかったってホントなんでしょうね？」

「せや、わかったで相澤さんを殺した犯人が！」


って服部が決めているときに和葉ちゃんが


「コナンくんはどこなん？姿が見えへんけど……」

『あぁーコナンくんね！今トイレだよ！』


あっぶない！

和葉ちゃんがこんな不意打ちをするなんて思わなかった……


「それで？犯人は誰なの？」

「相澤さんを殺害した犯人は……山内多仁子さん貴女です！」

「何で私が?!」

「えっ！新一？！何で新一が?!」


と、蘭ちゃんが反応する…すかさず私は


『推理するのを手伝って貰ったんだ』


と言った…そして犯人と言われた山内さんは


「何で私が犯人なのよ、証拠がないじゃない！」

「証拠ならあるで、相澤さんの遺体にたっくさんついたあんたの指紋がな！」

「それならこの二人だって！…」

『確かにこの二人の指紋も着いていましたが沙希さんのは指についていた、多分これは手を握った的な行動をしたときに付いたのでしょう…』

「そして芹山さんのはぶつかったときに付いたような指紋でした…」

「それに、遺体の近くには沙希さんの指輪もあったし、胸ポケットには芹山さんの髪の毛も付いていたんやしな」

「だったら私は犯人じゃないって！…」

『でも、沙希さんは指輪が無いことには気づかなかった…恐らく沙希さんが外している間に取ったんでしょう』

「それに髪の毛は貴女が芹山さんとぶつかったときに抜いた……そうじゃありませんか？」

「………」

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