雨の中で出会った少女は…

３１話 ページ33

どうしてだろう……口が勝手に喋ってた……私の本心を…


「お熱いことで何よりやわ野崎さんww」


おい、服部くんや……今私イラッときたぞ、まじでてめぇ


『あとでシバくかんな……覚悟しとけよ……』

「ﾋﾞｸｯ)す、すまんすまん…冗談や冗談……ハ、ハハハ……」


ドスを利かせた超低音ボイスで言ったらこのざまだ…そんなんだったら言わなきゃよかったのに…


「お、お待たせぇー」


おっ、コナンくんが戻ってきた！それじゃあお風呂やさんに行きますかね
＿＿＿＿＿＿＿

てなわけで…到着しました！……いやぁー良いところだねぇ〜お風呂が楽しみだよ！

『そんじゃ入r…「き、キャャアァァァァァァ！！」……！』

「「！！！」」


何だ？まさか、殺害事件…?!早く行かなきゃ！


『どうしました?!』

「あ、あれ……！」

女性が指差していた方を見ると顔を蒼くして倒れている男性がいた


「蘭、警察に電話！」

「和葉、救急車に連絡や！」

「灰原と園子ねーちゃんは入り口を塞いで！」


三人の探偵と一人の助手が集まったこの場で今殺害事件が起きた

その時に私は見つけた……ある一つの指輪を

おそらくこれは女性物の指輪……つまり、殺人未遂を起こしたのはこの中の女性となる…

他にも死体からは指の痕と爪の引っ掻いた痕が発見された……

そして女性の髪の毛も上着のポケットから見つかった

そうこうしているうちに遠くの方からサイレンが聞こえる…連絡してからおよそ３分…脈はまだ少なからずあるため生きてはいるだろう


「なぁ、わかったか？工藤、野崎……」

「おそらく犯人は女性で間違いないだろう……」

『それに関しては確定だよ、指輪が落ちてたし、ポケットから長い髪の毛が見つかったし……何より匂いが女物の香水の匂いがした』


そう、問題はこの中のどの女性が犯人かと言うことだ……


『(それにしても……何で髪の毛があんなところに……)』



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