雨の中で出会った少女は…

２４話 ページ26

＿＿お前なんか来んじゃねぇーよ‼

＿＿こっちに来ないで‼気持ち悪い……


やめろ………やめろ………


＿＿ﾊﾞﾝｯ

＿＿母さん‼……父さん‼……

＿＿お前は生きるんだ……俺たちの分まで……


嫌だ………行かないで………死なないで………


＿＿お前、親いねぇんだろ‼

＿＿いやぁー可哀想ぉー

＿＿ざまぁねぇな‼

＿＿キャハハハハハ‼


黙れ……やめろ………言うな……うるさい……


＿＿キャハハハハハ‼‼


…………やめろ…………やめろ………やめろ………やめ……ろ……


ｶﾞﾊﾞｯ

そんな音をたてて目を覚ました


『(夢かぁ……随分と昔の夢だなぁ………てか、今何時？………)』


時計の針が指していた時間は午前５時だった


『(もう寝るに寝れないや………コーヒーでも飲むか………)』


コップにコーヒーを入れて少しすする……この苦味とコクが丁度よく溶け合っていてとても美味しい

それからずっとボケーっとしていたら蘭ちゃんが起きてきた……今日も相変わらず可愛い……


「おはよー……」

『うん、おはよー』


とても眠そうだったので代わりに朝ご飯を作った

ちなみに今日はフレンチトーストとスクランブルエッグと野菜とオレンジのワンプレート


「うわぁー……美味しそう……」

『口に合わなかったらごめんね』


と返事をし、蘭ちゃんに食べてもらった


「………‼……美味しい‼」

『フフフ……ありがと』


お褒めの言葉をいただき私A、実にHAPPYでございます‼


「そうだA、コナンくんとお父さん起こしてくれない？」


こんなに可愛くお願いされて断る人はいないだろう……こう、首を傾けて上目使いで……


「………ダメだった……？」

『いやいや‼全然いいよ‼』

「そう、良かったー‼」


もうその笑顔だけでお腹一杯です……

まぁこんなことは置いといて、先に小五郎さんから起こす

起こしかたは簡単……ドアをおもいっきり叩くだけ


「ﾋﾞｸｯ)な、なんだ?!何事だ?!」

『小五郎さん、おはようございます……朝ですよ……朝食あるので食べてください』

「あ、あぁ……」


ね？簡単でしょ？次はコナンくん……ちょっと意地悪して起こそうかなぁ〜

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