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13話 ページ15

「真実はいつもひとつ………犯人は貴女だ‼」


そう言いながら指差したのはひとみであった


「なっ、なに言ってるのよ‼刃物は愛子のバッグの中から……」

「あんなもので人間の首は切断出来ませんよ‼それも女性の力ではね‼貴女は愛子さんに罪をなすり付けるためにあらかじめ包丁を彼女のバッグの中に入れておいたんだ‼」


と即答しひとみが行ったであろう行動を言い当てる。だがそこで周りの人には疑問が生じる


「しかし彼女はコースターの一番前に座っていたんだ、無理じゃないのかね?」


そう、この疑問だ。確かに一番前に座っているのなら手どころか凶器さえも届かない……だが新一は


「いや、コースターのスピードとピアノ線か鋼鉄の輪を利用すれば可能です‼」


と芯の通った声で話した。この推理にひとみは動揺の色を見せた


「良いですか皆さん、僕が犯人で目暮警部が被害者ですよ。」


実演をしながら自分の推理を話していく


「まず、セーフティーガードを下ろす前にバックのようなものを背中に挟みガードを下ろす……するとほら‼隙間ができて簡単に抜けられる‼」


更に続けて


「次にあらかじめ用意しておいた輪にフックのような器具を取り付けたようなものを取り出す」

「そしてガードに脚をかけて身体を後ろに伸ばし被害者の首にかける」

「勿論、真っ暗なトンネルの中でね」と付け足しフックをコースターのレールにカツンと引っ掛ける

「あとはコースターのスピードとパワーが首を吹っ飛ばしてくれる‼体操をやっている貴女ならコースターの上でもこれくらいのことはできる‼」

「でたらめよ‼何を証拠に…」


この新一の推理にひとみは反論する。そしてすぐ新一は


「ネックレスはどうしました?乗る前につけていた真珠のネックレスですよ‼」

「これじゃないですか?」とひとみに真珠のネックレスの一部のようなものを見せる

「もうひとつはその涙です‼貴女は被害者が死ぬのを知っていた…だから殺す前に涙を流した…」


そしてひとみの顔をもう一度確認し、


「貴女の目の横に付いた涙‼コースターに乗らない限り涙は横に流れないんですよ‼」


真実を言い当てられたひとみは
膝から崩れ落ちた

ーーーーーーーー

次に入ります‼

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rain - 41話のSBIってFBIのことですか? (2016年4月14日 16時) (レス) id: 6793ed2170 (このIDを非表示/違反報告)
綾乃(プロフ) - かんなさん» あ、すみません!教えてくださってありがとうございます! (2016年3月27日 12時) (レス) id: 8e66c6868c (このIDを非表示/違反報告)
かんな - こんにちは 少し注意点!! 貴女は女の人に使う言葉で、男の人の場合、貴方になりますよ (2016年3月27日 11時) (レス) id: b82ef5a595 (このIDを非表示/違反報告)
エリン - (人1)じゃなくて(名前)にしないと、だめですよ〜。一度読み直してみてくださいよ!ごめんなさい。偉そうなこといってw (2015年12月13日 21時) (レス) id: c8847f7bd2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のんのん | 作成日時:2015年11月29日 23時

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