俺が独歩、お前も独歩【文スト×ヒプマイ】

※ ページ18

「あの、最初で最後って………」











「そうか、お前達は聞かされていないのか。



あと七日かそれ以内の間で課長が退院するぞ









良かったな









……む、この煮付け中々に美味いな…！」









＿＿＿









はあああああ！！！！？？？？









ぜんっぜん！！


良くねぇ！！！！！！









＿＿＿＿







その後のことは、正直、

課長の退院が一週間以内である、ということを受け止めきれず




国木田さんがなにか色々と話していた
気がするが抜け落ちてしまった……









「今日の料理は中々のものだったな。






明日も仕事だ。




しっかり休めよ、観音坂」ﾎﾟﾝｯ









「は、は はい……」







俺の肩に置かれた国木田さんの手の温もりは、気づかぬ間に消えてしまった









＿＿＿＿＿









「おお〜！！独歩ちん、おかえり〜！


聞いて！俺っちー、やっと休みが…………



って、どったの」









「…………す………………か…………………ん…だ………」









「は？え〜…？独歩ちーん？」









「一二三ぃぃぃぃぃぃ！！！！！





どうすれば、あのハゲ課長の退院を阻止できるんだ！！？？」ｶﾞｼｯ


「見舞いに行くと見せかけて、足の骨折るか？！

いや、点滴に大量の睡眠導入剤か……？！」









「ちょー…………落ち着け？


てかそれ犯罪っしょ」









俺はこの夜眠れなかった






「」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ








「(うおー、独歩ちんの部屋からマナーモードみてぇな音が聞こえるー)」笑

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