10話 ページ11
変わらずさとみさんの運転で、父がいるらしい病院へと向かった。
助手席には壱馬おじさん、私は真ん中にいる。ななもりさんところんさんは用事があるから、と残って残りの4人とで向かっていた。ななもりさんは資料のまとめで、ころんさんはお仕事らしい。
車で向かっている訳だが、私のすぐ隣には莉犬さんで後ろはるぅとさんとジェルさんが座っている。莉犬さんもジェルさんもるぅとさんも、最初に私を乗せた時とは違ってみんな静かに座っていた。
移動してどれくらい経っただろうか…私は気付いたら眠ってしまったみたいで、車のバックする音に目を覚ました。
組長「ついたぞ、心の準備は出来たかい？」
『……はい、大丈夫です』
よし、と壱馬おじさんが笑顔で私を見てくれた。
さ「莉犬ージェルーるぅとー、着いたぞー」
棒読みでさとみさんが3人の名前を呼ぶと、んんん、と声が聞こえる。
莉「着いたの？」
さ「そうだ、ほら、降りるぞ」
ふぁ〜なんて、力の抜けた声を聞きながら私も車を降りた。目の前には大きな病院、久々の父と会う緊張を胸に進んで行った。
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たるますちっく(プロフ) - くるみさん» ありがとうございます(；；)とても嬉しいです！これからも更新していくので楽しんでいってください(っ'ヮ'c) (2022年11月21日 20時) (
レス) id: e2c6d3cc36 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - 初コメ失礼します。凄く素敵な作品ですね！！読む手が止まりませんでした、w更新頑張ってください。 (2022年11月19日 22時) (レス) id: 952be5abe7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たるますちっく | 作成日時：2022年10月17日 7時
