鬼の妹 玖 ページ14
.
冨岡side
Aを守らないといけない
そう思っていたらあっという間に柱合会議の時間になってしまった
どうしようか…Aは本当に大丈夫だろうか…きっと遠慮なしに斬りかかってくる奴がいる
不死川とか不死川とか不死川とか(())
貴方「うーうー」
大丈夫と言わんばかりの顔をしている…それでも心配なんだ俺は…
もう大切な人を失いたくない
冨岡「…箱の中に入れるか?」
そう言うとするすると入っていった
箱はとても軽かった。時間に遅れると御館様に失礼だから走っていった、が、心做しかいつもより足が重い気がした
きっと不安な心は治まっていないのだろう
________
…ここに来て早々殺気を感じた
きっと姿を見せた途端誰かが斬り掛かってくる
不死川「冨岡ぁぁ!!」
冨岡「っ!」
やはり不死川が斬りかかってきた
Aを奪われないよう守りながら戦うのはかなりキツい…
宇髄「それはどういう事だ」
そう言い宇髄は箱を指さした
冨岡「俺の妹だ」
胡蝶「Aさん…」
甘露寺「そんなっ」
胡蝶と甘露寺は驚いた顔をした。きっと少し察しはついていたが、実際言われてキツかったのだろう…胡蝶と甘露寺はAと仲が良かったからな
煉獄「例え妹だろうと隊律違反だぞ!!」
そんなの分かっている…分かった上での行動に決まっているだろう…
宇髄「関係ねぇ!どんな奴だろうが斬る!それが鬼殺隊だ!」
そう言い宇髄も俺に斬りかかってきた
後ろから不死川が来ている。どうすれば…
「う"う"!!!」
宇髄、不死川「っ!」
煉獄「よもや…」
胡蝶「っ!」
甘露寺「うそっ…」
悲鳴嶼「なんと言うことだ…」
伊黒「ほぉ…」
時透「…」
Aの声が聞こえた気がした…柱の驚く声も聞こえた…それと同時に不死川の動きが止まった…気配的に宇髄の動きも止まっている…何事だと思い、俺は宇髄が居る方を見た
まて…嘘だろ…今は日が差しているんだぞ
なぜ
どうして
Aが俺の目の前に居て斬られているんだ…
血液が飛出てる
肌が焼けてきている
冨岡「戻れ!箱の中に戻ってくれ!!A!!戻ってくれ!!頼む!!」
俺が泣き叫んでいても言う事をきかず
俺を守ろうとずっと宇髄を睨みつけている
貴方「う"う"う"……」
冨岡「言う事を聞け!!俺の前から消えようとしないでくれ!A!!」
もうこれ以上俺から大切な人を奪わないでくれ…
A…もう…
冨岡「やめてくれ!!」
2275人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わかば - 霧山か、、作者ネーミングセンス良すぎじゃないか?? (2月20日 8時) (レス) @page22 id: 40ce042c0e (このIDを非表示/違反報告)
k - 更新してくれるの待ってます! (2023年5月5日 18時) (レス) @page38 id: 5d2f3eba17 (このIDを非表示/違反報告)
こん - 親がいる前でボロ泣きしてしまいました…すっごい好きです!あと、評価888票目ゲットです! (2021年11月20日 9時) (レス) @page21 id: 9c4199c2cb (このIDを非表示/違反報告)
5173(プロフ) - こんばんは!最近読みはじめて今一番ハマっているお話です!また更新してくれるのを楽しみに待っています! (2020年12月15日 22時) (レス) id: 9bc8737b45 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - こんばんは☆また更新されるのを楽しみにしてます! (2020年11月20日 17時) (レス) id: f672b2976e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:そーま | 作成日時:2019年10月4日 23時