鬼の妹 漆 ページ10
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冨岡side
この数時間で俺の動きについてくるほど強くなった…鬼の成長はこんなに早いものなのか?いや、流石に俺の速さに追いつけるほど強くなるのは早すぎる…才能なのか?
貴方「う"ー!!」
強い…これは…上弦に近い強さだ…
冨岡「A、今日はこれくらいにしよう」
貴方「うー!うー!」
Aはまだやりたいと跳ねている
可愛い…
冨岡「俺の体力が持たないんだ許してくれ」
まぁ大丈夫なんだが…
貴方「うー…」
そう言うとAはしゅんとしてしまった
申し訳ないとは思ってるが…初日からこんなに動くのは例え鬼でも体力は消耗してしまうだろうから…許して欲しい…
冨岡「居間で休むぞ、膝枕してもらってもいいか?」
貴方「うーうー!」
Aは嬉しそうに頷いた
俺は休暇の時、Aに膝枕をしてもらっていた。Aは静かに俺の頭を撫でているだけで他は何もせずゆっくりしている
それだけで一日が終えることもある
だがそれが俺達の幸せだった
Aは俺の腕を引き、居間まで連れていかれた
貴方「うー!うー!」
Aは正座をし、自分の膝を優しく叩き、笑顔で、はやくはやくと言うように手招きをしてくれた
冨岡「んっ…」
俺は遠慮なくAの膝に頭を置いた。
貴方「うーうー」
Aはゆっくり優しい手つきで俺の頭を撫でた
相変わらず優しく落ち着く手…
貴方「うーうー♪」
Aは楽しそうにしている。それでも時々外を見ているのを見ると胸が苦しくなる…
いつかまたAと二人で日光の下でゆっくりとしたい…
必ず人間に戻してやるからな…A…それまで待っててくれ…
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わかば - 霧山か、、作者ネーミングセンス良すぎじゃないか?? (2月20日 8時) (レス) @page22 id: 40ce042c0e (このIDを非表示/違反報告)
k - 更新してくれるの待ってます! (5月5日 18時) (レス) @page38 id: 5d2f3eba17 (このIDを非表示/違反報告)
こん - 親がいる前でボロ泣きしてしまいました…すっごい好きです!あと、評価888票目ゲットです! (2021年11月20日 9時) (レス) @page21 id: 9c4199c2cb (このIDを非表示/違反報告)
5173(プロフ) - こんばんは!最近読みはじめて今一番ハマっているお話です!また更新してくれるのを楽しみに待っています! (2020年12月15日 22時) (レス) id: 9bc8737b45 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - こんばんは☆また更新されるのを楽しみにしてます! (2020年11月20日 17時) (レス) id: f672b2976e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そーま | 作成日時:2019年10月4日 23時