鬼の妹 肆 ページ6
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貴方side
お腹がすいた…人間を食べたい…
血肉が欲しい…欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい
人を食べたい人を食べたい人を食べたい人を食べたい人を食べたい人を食べたい人を食べたい人を食べたい人を食べたい
貴方「うー…」
私は家を見渡した
人…居ない……何これ…写真?
私だ…あとは…男の人と女の人が1人ずつ
""誰だこいつ""
貴方「う"う"ぅ!!!」
頭が痛い
苦しい
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??「A、貴方はきっと良い子になれるよ」
貴方「うん!蔦子姉さんみたいになる!」
つたこ…?ねえさん?
冨岡「A…お前だけはもう離れないでくれ…」
貴方「うん…お兄ちゃん…勿論だよ」
おにい…ちゃん?
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貴方「う"ぅ"ぅ"!!!あ"あ"!!!」
今にでも倒れそうなくらいの頭痛が私を苦しませる…何かを忘れている…大切な何かを忘れている…そんな気がして止まない
貴方「ぎゆう…にいさん…つたこ…ねえさん」
私はポツリと人の名前を口にしたと同時に涙が出てきた
あれ?なんで泣いてるんだろう
貴方「っ…ひっ…ぅ」
少しずつ記憶が戻ってくる
これは私の兄と姉だ
もう亡き姉、鬼殺隊の兄
私はお兄ちゃんの帰りを待ってたんだ…
それで、知らない男に体の中に何かを入れられた…きっと血液だ…
お兄ちゃんから聞いたことがある
鬼の血を傷口に入れるとその人も鬼になると
きっと私は今
"""鬼なんだ"""
呂律が上手く回らない
きっとお兄ちゃんとは話せないだろう…
以前より何倍も言葉を発しずらい
一言一言発する事すら難しい
それよりこの家どうしよう…
怒られちゃうな
____ガラガラ
貴方「あ!お兄ちゃんが帰ってきた!」
私は嬉しくてお兄ちゃんの所まで走っていった
_______________________
貴方「………」
私はね、お兄ちゃん…ずっと一人で寂しかったんだ。お兄ちゃんが忙しいのは知ってた
でも少しくらい構って欲しかった
確かにあの男は許せない
けど、鬼になってよかったとも私思ってるんだ
だって鬼だったらお兄ちゃんを守れるかもしれないしね!
だから今までの分私はお兄ちゃんに返すからね
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次回からまた本編に戻ります!
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わかば - 霧山か、、作者ネーミングセンス良すぎじゃないか?? (2月20日 8時) (レス) @page22 id: 40ce042c0e (このIDを非表示/違反報告)
k - 更新してくれるの待ってます! (2023年5月5日 18時) (レス) @page38 id: 5d2f3eba17 (このIDを非表示/違反報告)
こん - 親がいる前でボロ泣きしてしまいました…すっごい好きです!あと、評価888票目ゲットです! (2021年11月20日 9時) (レス) @page21 id: 9c4199c2cb (このIDを非表示/違反報告)
5173(プロフ) - こんばんは!最近読みはじめて今一番ハマっているお話です!また更新してくれるのを楽しみに待っています! (2020年12月15日 22時) (レス) id: 9bc8737b45 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - こんばんは☆また更新されるのを楽しみにしてます! (2020年11月20日 17時) (レス) id: f672b2976e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そーま | 作成日時:2019年10月4日 23時