鬼の妹 弐拾漆 ページ33
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貴方side
貴方「うー…」
善逸さんが刀を持って構えている…かっ…かっこいい…いつもの善逸さんのは全く違う
我妻「雷の呼吸 壱ノ型」
そう言い善逸さんは鬼に飛び掛った
鬼が毒を吹き出してきた…!どうしよう!あのままだと…当たっちゃう!
私は思いっ切り避けてと叫ぼうとした…
でもその前に、善逸さんが空中で体を拗じらせ、鬼が吐いた毒を避けた
凄い…善逸さんは私が思っていた以上に強いんだ…見違える程かっこよくてつよい…
我妻「雷の呼吸 壱ノ型」
あれ…?さっきから同じ構えしかしてない…まさかっ善逸さんって…
__一つの呼吸しか使えないの?___
でも…私は信じる…善逸さんならあの鬼をきっと倒してくれるって …
あぁ!どうしよう!小さな蜘蛛達が善逸さんに!酸をかけたいけど善逸さんになにかあったら…
人間に害があるかどうかまだわからないから何も出来ない…どうしよう…
ビリビリッ!
貴方「ぅ…!」
前を見ると善逸さんが小さな蜘蛛達を吹き飛ばしていた…殺してはいないみたい…こんな時なのに優しいな…
我妻「雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃 """六連"""」
その途端、善逸さんは目が追いつけないほどの速さで鬼の首を切った
そして、宙にある建物に落ちていった
助けないと!
貴方「うーうー!」
建物の屋根へ登ると善逸さんが苦しそうにしていた
我妻「…A…ちゃん……?俺…かっ…こよ…かった?」
貴方「うー…うーうー!」
私は涙を流しながら頷いた
情けない…こんなに傷つくほど頑張って居るのに私は何も手出しできなかった…それ程動きが早かった…本当に私は無力だ…
我妻「あは…は…なか…ないで?」
善逸さんは私の頬に手を添えようとしたのだと思う、だが小さくなりきった手のせいで届かず、善逸さんは恥ずかしそうに微笑んだ
貴方「うぁ!ううう!!」
話したい…もうこれ以上無理に動かないでって…呼吸で毒の巡りを遅くさせてっていいたいのに…
お願い善逸さん…もう少し耐えて…!!!
貴方「うう!む!」
善逸さんが目を閉じてしまった
お願い…お願いだから誰かたすけて!!
「大丈夫ですか?Aさん」
貴方「っ!」
そこには先程まで一緒にいたしのぶさんがいた
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わかば - 霧山か、、作者ネーミングセンス良すぎじゃないか?? (2月20日 8時) (レス) @page22 id: 40ce042c0e (このIDを非表示/違反報告)
k - 更新してくれるの待ってます! (2023年5月5日 18時) (レス) @page38 id: 5d2f3eba17 (このIDを非表示/違反報告)
こん - 親がいる前でボロ泣きしてしまいました…すっごい好きです!あと、評価888票目ゲットです! (2021年11月20日 9時) (レス) @page21 id: 9c4199c2cb (このIDを非表示/違反報告)
5173(プロフ) - こんばんは!最近読みはじめて今一番ハマっているお話です!また更新してくれるのを楽しみに待っています! (2020年12月15日 22時) (レス) id: 9bc8737b45 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - こんばんは☆また更新されるのを楽しみにしてます! (2020年11月20日 17時) (レス) id: f672b2976e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そーま | 作成日時:2019年10月4日 23時