・ LIFE ２１７ ページ31
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前から黒田先生に色々な事を相談していて今も黒田先生を頼りにしている私は例外なく今回も黒田先生に頼ろうとしていた。
仕事の帰り直接先生との待ち合わせ場所に向かえば既に1人で飲み始めていた先生がいた。
軽く挨拶をして私も飲むことにした。
届いた酒を一煽りして口を開いた。
ずっと聞きたかったことと、… 伝えたい事。
『黒田先生、聞きたいことが二つあるの』
黒田｢なんだ、いきなり｣
『……一つ目、何であの日私と耕に腕を…切らせたの？』
黒田｢……｣
『二つ目、……その医師生命がいざ終わってしまって、どう思った？どう乗り越えようと思った？』
黒田｢……お前は、なんで急に。｣
『んー、ちょっと聞きたくて、さ。』
急にそんなことを言った私を訝しげに見やるとため息を付いた。
黒田｢お前はどうしてだと思う？｣
『…当時思ったのは、……2人でやれば罪悪感が減るからかなぁって』
黒田｢まぁそれも一理ある。……でも一番の理由は…あの場所にいたのは藤川を除いて新人のお前ら5人だけ。
シニアは誰もいない。
白石は混乱に陥っていて何も出来ない。
冴島はいくら優秀だと言ってもナースだから何も出来ない。
そこで駆けつけたのがお前ら3人の緋山、男の藍沢……そしてお前だ。｣
ふとあの頃の状況がフラッシュバックした。
白石は泣きながら先生の命を繋ごうとし、冴島は必死に白石のサポートをした。
緋山は呆然と立ち尽くした。
あの時私が感じたのは───
“ 暑 さ ”
『……！もしかして、』
黒田｢緋山は現場を見てすぐに混乱していた。
まともな目をしていたのは2人の藍沢だけだった。
だがお前らは違う事を考えていたんじゃないのか？
どうだ？｣
『……そう、ですね』
黒田｢だから確信した。この2人なら大丈夫だ。
例え俺の医師生命が終わっても腕は元あった場所に戻る。
そう直感しただけだ。｣
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あられ(プロフ) - 夢主と藍沢先生が結ばれるそういう作品にしてほしいです…続き頑張って… (2018年5月23日 19時) (
レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤勝利LOVE(プロフ) - 頑張ってください これからも応援しています！ (2018年5月13日 17時) (レス) id: 9db5a86e99 (このIDを非表示/違反報告)
キラあや - いつも、続き楽しみにしています！更新お願いします！ (2018年5月11日 17時) (レス) id: bf70448eda (このIDを非表示/違反報告)
杏 - 続き楽しみにしています！ (2018年4月22日 16時) (レス) id: ce7544d8fb (このIDを非表示/違反報告)
彩 - 更新されていて嬉しいです。これからも楽しみにしてます。 (2018年3月9日 7時) (レス) id: ed5c94d402 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラベン
| 作成日時：2017年12月7日 14時
