・ LIFE １７２ ページ33
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・白石said
緋山先生が隔離をされて数時間。
昼間のこともあり、その上今回の事も重なり私達は衝突をしまくっていた。
橘先生が明日のシフト表を書き換えて、緋山先生を枠外に出し、“B8にて隔離”と記す。
橘｢……まぁ、考えてもしょうがないな。悪い白石、帰る前に様子見てやってくれ｣
白石｢……あー、…はい。｣
橘｢どうした｣
自分でも歯切れが悪い返事をしたなとは思ったけどそれを隠せないくらいに私は動揺していたのかもしれない。
白石｢いや、昼にちょっと……｣
橘｢何、ケンカでもしたのか？｣
白石｢フェローの指導のことで、結構言われちゃって、｣
苦笑しながら言う。
橘｢……あぁ、灰谷のことか。お前達はあいっ変わらず熱いねぇ｣
クスクス笑いながら言う橘先生。
熱いとか、熱くないとかそういう問題じゃないと思う。
ただ私達の考え方が違うだけで……
白石｢でも、緋山先生の言う通りかもしれません。
こういう時思います。
緋山先生や、藍沢先生。……なんなら一番A先生の方が私なんかよりリーダーに向いてると思うんです。
だって、A先生はリーダーだったらしいし。｣
橘｢……そうだなぁ｣
なんで私なんだろうっていつも思ってた。
藤川先生ならもっと現場は明るくなるのではないだろうか。
緋山先生ならもっと上手く現場を回せるんじゃないのか。
藍沢先生ならもっと教え方が正しいのではないだろうか。
A先生ならもっと信頼されるんじゃないだろうか。
白石｢緋山先生と藍沢先生、A先生は決断力もあるし、頼りがいもある。
皆を引っ張っていく力もある。
それに……優しい。｣
橘｢うん。……正直俺もそう思った｣
え、そこは慰めてくれないの？なんて思い顔をあげればちょっと笑いながら橘先生は言った。
橘｢ここだけの話な？お前達の誰にスタッフリーダーを任せるか迷って、緋山に相談したんだよ。
そしたらあいつが言うんだよ。
“私達の同期の中なら白石かAじゃないですかぁ？”って。
でもその時Aは翔西にいて復帰したばっかだったし、何より緋山はそれを知らないから自然と白石の話になった。
“私や藍沢はタフっていうよりも自分勝手なだけ。決断力があるように見えて人のことを考えずに自分の事だけを考えてるから。”って。｣
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玄ちゃん(プロフ) - 最後の方から誤字脱字がありますので直した方がいいと思いますよ。 (2018年7月12日 18時) (
レス) id: f00d27de65 (このIDを非表示/違反報告)
ka.(プロフ) - たくさんのコード・ブルー作品を読んできましたが、作者様の作品が一番好きです。主人公の過去、お互い好きなのに結ばれないもどかしさ、シニアドクターの絆、涙涙で読みました。これからも楽しみにしているので、更新頑張ってください。心より応援しています！ (2017年12月3日 3時) (レス) id: 732c0bc2d5 (このIDを非表示/違反報告)
なお - 全部読まさせていただきました！とても面白くて更新楽しみにしています！頑張ってください！ (2017年11月30日 6時) (レス) id: eef0ffb7e2 (このIDを非表示/違反報告)
なほ - 毎日更新楽しみにしてます！なので更新お願いします。 (2017年11月13日 0時) (レス) id: c219c4c7e4 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 更新お願いします (2017年11月12日 18時) (レス) id: bf70448eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラベン
| 作成日時：2017年11月2日 15時
