・ LIFE １６８ ページ29
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・名取said
横峯｢結構やばいですよね。緋山先生｣
後ろで横峯が藤川先生に緋山先生の事を聞いているのが聞こえて作業していた手が思わず止まる。
藤川｢んー？……エボラ出血熱、西アフリカ地域に2014年に大流行。
一万人越えが死亡。
発症後の致死率50〜80%……って、80？！
感染源なコウモリ、猿などって……マジかよ。やばいな｣
横峯｢でも、緋山先生が針刺しなんてしますかね？
……ねぇ、現場で何かあったの？｣
後ろを振り向いて聞いてきた横峯に戸惑ったけどすぐ返す。
名取｢……患者が痛みで覚醒して急に暴れたんだよ。｣
横峯｢そうなんだー｣
対して興味無さそうに返してくる横峯と
藤川｢とりあえず、何でもないことを祈るしかないな。
……あれ、そう言えばAは？｣
横峯｢あれ？……どこですかね｣
なんて話を背にして廊下に出る。
雪村｢名取先生ですよね。緋山先生に針刺したの｣
名取｢なんだ、見てたの？｣
自嘲気味に笑えばはぁ、とため息が返される。
雪村｢やっぱり……｣
名取｢え？言わせた？うわー、雪村さんって怖いね。｣
雪村｢……心、痛まないんですか？｣
なんだよ、その蔑むような目は。
その目にむかついて俺は精一杯大人になって……いや、大人の振りをして答えた。
名取｢え？なんで？あの患者が感染症にかかったのは俺のせいじゃない。｣
だってそうだろう？
あの患者の自業自得だった訳で…
名取｢こんなの、…普通ならただの針刺しのインシデント報告で済む話なんだ。
……それで、済む話だったんだよ｣
小さくなった俺の声に呆れたように背を向けてどこかへ行ってしまった雪村さん。
そりゃそうだよな。
自分の上司が大変な事になってるのにこんな所で言い訳並べてる俺って、だっせぇ
頭を掻き乱して下を見れば大量の本を持って廊下を走ってる人がいた。
名取｢……A先生、｣
看護師｢ちょっと、藍沢先生！走らないでくださいよ！って、聞いてないし…｣
何をやってるんだ、あの人は
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玄ちゃん(プロフ) - 最後の方から誤字脱字がありますので直した方がいいと思いますよ。 (2018年7月12日 18時) (
レス) id: f00d27de65 (このIDを非表示/違反報告)
ka.(プロフ) - たくさんのコード・ブルー作品を読んできましたが、作者様の作品が一番好きです。主人公の過去、お互い好きなのに結ばれないもどかしさ、シニアドクターの絆、涙涙で読みました。これからも楽しみにしているので、更新頑張ってください。心より応援しています！ (2017年12月3日 3時) (レス) id: 732c0bc2d5 (このIDを非表示/違反報告)
なお - 全部読まさせていただきました！とても面白くて更新楽しみにしています！頑張ってください！ (2017年11月30日 6時) (レス) id: eef0ffb7e2 (このIDを非表示/違反報告)
なほ - 毎日更新楽しみにしてます！なので更新お願いします。 (2017年11月13日 0時) (レス) id: c219c4c7e4 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 更新お願いします (2017年11月12日 18時) (レス) id: bf70448eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラベン
| 作成日時：2017年11月2日 15時
