・ LIFE １５４ ↓ ページ15
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もう、あれから何時間……何日が経ったのだろうか。
とてもとても長い時間が経った気がしていた。
叫びすぎて声が出なくって、涙も流し疲れて枯れてしまったようだった。
体にはCullosの体液と、私の体液が混じりあって非常に気持ちが悪い。
何回も吐きそうになった。苦しくて、苦しくて、
でも、こんな状況の中でも思い出すのは耕のこと。
どれだけ私は彼に依存をしていたんだろう。
翔北を離れて何年が経ったのだろう。
もう、どれだけの時が経ったのかわからないくらいに、おかしくなっていたのかもしれない。
『……、こｯ､』
吸い込むような、吐き出すように呟かれた声は部屋にいる人物にちゃんと届いていたみたいで、
Cullos｢A……また違う人の事を考えていたのかい？｣
あぁ、もう、なんで、Cullosと過ごしてきた2年が、まだ彼の本性を信じられなくて私の上で踊るように腰を振る彼を拒絶する。
Cullos｢いつになったら僕の事を見てくれるんだい？……それとも、ただの照れ隠しなのかい？｣
こんな笑顔で微笑まれたら喜ぶ女性は何人いるんだろうか。
でも今の私にはその笑顔は恐怖で、世界中の何よりも怖い存在だった。
Cullos｢君は本当に……僕を怒らせるのが得意だね。いけない子にはお仕置きをしなければだよね。｣
優しかった顔が怒りに満ちて、目の奥には読み取れないようなどす黒い何かが渦巻いている。
そのまま彼の手のひらは、私の頬に飛んでくる。
この前まで患者さんに治療を施していた手だとは思えないくらいに乱暴で、痛かった。
枯れたはずの涙が、1粒流れ落ちた。
この毎日……毎時間が繰り返しで、私の知っている耕との幸せな行為はCullosによってただ、終わりを待つだけの行為になっていた。
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玄ちゃん(プロフ) - 最後の方から誤字脱字がありますので直した方がいいと思いますよ。 (2018年7月12日 18時) (
レス) id: f00d27de65 (このIDを非表示/違反報告)
ka.(プロフ) - たくさんのコード・ブルー作品を読んできましたが、作者様の作品が一番好きです。主人公の過去、お互い好きなのに結ばれないもどかしさ、シニアドクターの絆、涙涙で読みました。これからも楽しみにしているので、更新頑張ってください。心より応援しています！ (2017年12月3日 3時) (レス) id: 732c0bc2d5 (このIDを非表示/違反報告)
なお - 全部読まさせていただきました！とても面白くて更新楽しみにしています！頑張ってください！ (2017年11月30日 6時) (レス) id: eef0ffb7e2 (このIDを非表示/違反報告)
なほ - 毎日更新楽しみにしてます！なので更新お願いします。 (2017年11月13日 0時) (レス) id: c219c4c7e4 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 更新お願いします (2017年11月12日 18時) (レス) id: bf70448eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラベン
| 作成日時：2017年11月2日 15時
