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登坂「ウインナーコーヒー頼んでもクリームだけ最初に飲んじゃう所。」





……確かに、プカプカ浮いてるこのクリームがなんだか孤独そうで可哀想になって食べちゃう。





登坂「……でもさ、他は結構変わったよな」


『え、そう?』


登坂「髪とかメイクとか洋服の趣味とか」





まだ臣がアパレルショップにいた頃私の髪の毛は真っ黒で、メイクは清楚系、服はファンシー系の服が多かった。



でも今は髪は金に近い茶髪で、メイクは派手なものに変えた。



服はストリート系が多くなった。





『……何だろうね、少しでも彼に近づきたくってこうなったのかも』


登坂「ふーん、元カレそういう服着てたの?」


『うん。今は…知らないけど。

昔はそういうストリート系の服が多くてかっこよかったから。

それに、……よく彼が服貸してくれて似合うよって言ってくれたの。』







─A、Aにはこれが似合う!─







岩ちゃんの服を着た私をギュッと抱きしめて、いつも言う。







─あー、俺の匂いに包まれてるAが可愛すぎてめっちゃ愛おしい好き─







なんていつも言う彼に包まれながら私は幸せに陥る。





『……幸せ、だったなぁ、』


登坂「……よし、飲み終わっただろ?もう行くぞ」





先に席を立って行ってしまうから慌てて残りの少しを飲み干して大量の荷物を持って追いかける。





『あ、お金…』


店員「登坂様がお払いになられましたよ」


『え、あ、ありがとうございます、え』





なんであの人登坂ってわかったんだろ。



常連さんなのかな?





『ちょ、臣、臣ってば!待ってよ』


登坂「おせぇんだよばーか」





ほら早くしろ、って車の助手席のドアを開けて私を座らせる。



その後に私にある封筒を渡した。





『?……何これ、』


登坂「俺の仕事。今度ここであるから来いよ」





封筒に書いてあるのは“SPECIAL PLACE”





『これ、』


登坂「そ。俺が前にお前の事“SPECIAL”に連れてっただろ?

その“SPECIAL”の姉妹店が今度オープンするんだって。

俺もそこで今度仕事するからお前も来いよ」






“もしかしたら元カレも来たりしてな”






『……いつ、?これ』


登坂「一週間後の今日。ちゃんとお前らしい服着てこいよ」


『わかっ、た、』




私の返事を聞けばそのままサングラスをかけてアクセルを踏む。








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設定タグ:三代目Jsoulbrothers , 岩田剛典 , 登坂広臣   
作品ジャンル:恋愛
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あっちゃん - すごくよかったです。本当にこうなればいいなぁと思いました。読むたびに感動して涙がとまりませんでした。 (2018年3月20日 21時) (レス) id: f83acd1f10 (このIDを非表示/違反報告)
チェリー(プロフ) - すごく切なくて心温まる話でした。臣ちゃんsaidも結婚後も見てみたいです!楽しみにしてます (2017年12月16日 22時) (レス) id: 2003420e41 (このIDを非表示/違反報告)
ayanalovedance(プロフ) - 最高です!!結婚後すごく気になります!!! (2017年12月16日 21時) (レス) id: 30d2492fd6 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 結婚後すごく読みたいです!!キュン死しそうです! (2017年12月16日 18時) (レス) id: 0c4620f798 (このIDを非表示/違反報告)
ishrmy37(プロフ) - 岩ちゃんとの結婚後のお話も是非見たいです! (2017年12月16日 16時) (レス) id: c0d66834b3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラベン | 作成日時:2017年11月30日 21時

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