・ LIFE 89 ページ44
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灰谷「……雪村さん、ライン準備してください」
雪村「……はい」
治療を開始した灰谷先生を見て私も傷む足とボーッとする頭を引きずりながら髪の毛から滴り落ちる髪の毛をかきあげた。
『翔北に戻ってください。お願いします』
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『……足痛い……。』
翔北に戻り、仮眠室で1人痛みと戦いながら悶絶しているとドアが開いた。
藍沢「こんなところにいたのか。探したぞ」
耕の手には氷やらなんやらがあった。
藍沢「まず頭だ。……シャワー浴びたのか?」
『浴びたけど、痛すぎてもう感覚無い。』
そう言うと心配そうに私の頭を触り治療をし始めた。消毒液が痛いし、いつの間にか足は冷やされてる……
藍沢「A、今日、もしかして具合悪かったのか?橘先生に確認の電話をしてきた時呂律が回っていなかったぞ」
え、バレたの?なんて思いながら違うよ。と否定をすれば
藍沢「何があった。こんなに化粧濃くして。寝不足か?」
お前が化粧濃くする時はクマ隠したりの時だからな。なんて言われてしまった。
『……なんか、眠れなくって、ドラッグストア行って睡眠促成剤買って飲んだら、結構強かったみたいで……』
なんて言えば盛大にため息を付かれて何故か抱きしめられた。
藍沢「ドラッグストアで売られているやつは即効性はあるが効き目が強いものが多いい。分かってるだろう?
でも、……よかった。多少怪我をしたが生きて帰ってこれてよかった。
───── 安心した。」
頭をそっと撫でられて強く抱きしめられた。それが心地よくて耕の事をギュッと抱きしめ返して耕の首筋に顔を埋めればいい匂いがした。
藍沢「A……」
そっと体を離されて目が合えばそっと、唇に耕の唇を押し当てられた。
ここが病院で、ここがどこかなんて考えてもいなかった為、
緋山「……何やってんの」
美帆子と、恵が入口の所に立っていたなんて気づくはずも無かった。
慌てて体を離せば足が痛みひっと声が出た。
藍沢「……すまない。忘れてくれ」
美帆子と、恵に耕が言い私の足に氷を当て続けた。
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そして2日たった今。協議会というかなりめんどくさい事をやっている。
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みはる(プロフ) - この世界観、なんだか好きです。だいぶ楽しませていただいているんですけど、ちょっと違和感をかんじた感じた部分があって。なんだろうと思ったのです、、、トロントのやつですね! トロントはアメリカじゃなくてカナダの都市です!! (2018年6月10日 2時) (レス) id: d6478e436f (このIDを非表示/違反報告)
彩 - 橘先生が好きなので、絡みを増やしてください。 (2017年10月1日 9時) (レス) id: ed5c94d402 (このIDを非表示/違反報告)
作楽(プロフ) - ところどころ、優輔くんが三井先生の名前になっていたり、三井先生が緋山先生の名前になっていたりしています。続編からも楽しみにしております。 (2017年9月30日 22時) (レス) id: 2a04f50b79 (このIDを非表示/違反報告)
真奈美 - 更新お疲れ様です!いつも読むとすぐ終わっちゃって続きが気になるくらい、面白いです。大変だと思いますが、更新頑張って下さい! (2017年9月30日 17時) (レス) id: 5749d332a2 (このIDを非表示/違反報告)
真奈美 - 続きがいつも気になります!更新頑張って下さいね!応援しております。 (2017年9月29日 22時) (レス) id: 5749d332a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラベン | 作成日時:2017年9月18日 11時