・ LIFE ７ ページ8
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家に帰る。７年前から変わっていないこの家には入ってすぐにベッドがある。
メイクもそのままでベッドにダイブする。
なんか、疲れた。
はぁ、と息を吐き目を片手で開きもう指を目の中に入れる。
ゆっくりと指を持ち上げると付いてくるのはさっきまで私の目の中にあった青いカラコン。
昔から青い色が好きな私は持ち物はもちろん着るものも青が多くって、以前、髪の毛を青くしたらそれはそれは耕に気持ち悪がられた思い出がある。
『……耕』
“ っ、忘れるわけ、無いだろう ”
泣きそうな顔で抱きしめられた。その温もりがまだ残っているようで頭を振りもう片方の目からもカラコンを取り出す。
考えるのはやめだ。
ベッドサイドにある棚の上に置いてあるメイク落としシートで薄く塗ってあった化粧を落とす。
『寝よ、』
疲れと眠気には勝てずそっと目を瞑る。
明日はなんだか、いいことがありそうだ。
そんな気がした。
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パッと目が覚めて壁にかけてある時計を見れば朝の６時。６時にかけてある目覚まし時計が鳴り響いた。
目覚めのいい朝だ。そう思い疲れも眠気も吹っ飛んだ体をひょいと起こしてシャワーを浴びることにした。
シャワーを浴びてベッドの上に座る。
床に散らばってる中から買ったばかりの新しい服を着る。
青いTシャツに黒い短パン。
ゆるいウェーブがかかっている銀髪を高いポニーテールにする。
薄く化粧をして箱から出した新しい青のカラコンを手に取り両目に入れた。
医者の藍沢Aの完成である。
昨日と同じカバンを持ち家から出る。鍵を閉めて駐車場に向かえばパートナーである真っ青なスポーツカーが出迎えてくれる。
『おはよう』
そう呟きエンジンをかけると大音量のロック音楽でさそれに合わせ口ずさみながら目指すのは勤務先である翔陽大学附属北部病院救命センター。
女子のロッカールームに行くと既に用意されていた藍沢と書かれたロッカー。
自分がフェローの時と場所が同じで橘先生の軽い配慮かな。と勘づいた。
そこの扉を開けると中には青色の聴診器、その他の道具、そして、青い救命を名乗るスクラブが入っていた。
青いTシャツを脱ぎスクラブを着る。
『懐かしい。』
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蜜柑(プロフ) - めっちゃ面白かったです。続き楽しみです (2017年9月14日 7時) (
レス) id: c86d4321b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - 続きめっちゃ気になります！更新頑張ってください！ (2017年9月11日 22時) (レス) id: 0c3fdd77dd (このIDを非表示/違反報告)
青空(プロフ) - はじめまして。文の描写がお上手なので、（笑）はなくてもいい気がします…。上からですみません。応援しています。頑張ってください！ (2017年9月10日 8時) (レス) id: ec139ca69d (このIDを非表示/違反報告)
マナミ - 続きが気になります(^^)更新頑張ってください！！ (2017年9月9日 22時) (レス) id: 75dde93375 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - この小説をまた読んでみたいので更新頑張ってください！！応援しています！！！ (2017年9月9日 20時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラベン
| 作成日時：2017年9月9日 16時
