・ LIFE １５ ページ16
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恒夫｢相変わらずの銀髪ね！好きよ！｣
とりあえず、梅酒のロックというと早いよ！とみほに怒られる。
目の前に置かれた梅酒をぐびぐびと呑むとアルコールが体の中にまわっていくのがわかった。
─── 20分後
・NO side
『もう、ね！翔西は疲れたの！なーんかみーんな私の事頼りにするの、でもねー、なーんにも楽しくない！なのによく私4年頑張ったと思わない？！』
ダン！と梅酒が入ったジョッキを机に叩きつけるとそのまま眠ってしまった。
緋山｢あーあ、カラコンしたまま寝ちゃったよ｣
冴島｢相変わらず可愛いですね。｣
二人の真ん中で寝ているAの顔を見ながらいう冴島達。
しかし、そんな2人と違い、藍沢のナッツを向く手が止まった。
ソファーからゆっくりと立ち上がり飲み物を持って緋山の席から一つ開けて座った。
藍沢｢どういう事だ。｣
なにが？とトロンとした目を緋山と冴島は藍沢に向ける。
藍沢｢4年って、なんだ？7年じゃないのか？｣
そう。藍沢が引っかかっていたのは4年というキーワード。
藍沢達がフェローを卒業してから7年間の時が経っている。
フェローを卒業してからすぐに翔西に移ったはずのA。
緋山｢言い間違いじゃない？｣
気にしすぎと笑いながら言う緋山に冴島は
冴島｢いや、Aは言い間違いなんてしないよ。今まで、無かった。｣
緋山｢え、なに、じゃあ3年間何してたのかわかんないってこと？｣
冴島｢何が、あったのかな｣
一気に酔いが覚めた３人はぼーっとAを見ていた。
ふと冴島が気付いた。
冴島｢このリストバンド、可愛い｣
ナチュラルに付いていてファッションアイテムとしてしか見ていなかった。Aの左手首にはリストバンドが付いていた。
緋山｢あ、ほんとだ。可愛い｣
緋山がリストバンドをいじると、ズレた。
冴島｢っ、え、｣
リストバンドをいじっていた緋山の手が止まり、冴島が声を漏らし、藍沢が何事かと手首を覗き込む。
ゆっくりとAが起きないようにリストバンドを下げるとそこには、
緋山｢なに、これ｣
1本の深い線。
“ リ ス ト カ ッ ト ”
『んぅ、』
身じろぎをしたAに慌てて緋山はリストバンドを傷の上から被せる。
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蜜柑(プロフ) - めっちゃ面白かったです。続き楽しみです (2017年9月14日 7時) (
レス) id: c86d4321b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - 続きめっちゃ気になります！更新頑張ってください！ (2017年9月11日 22時) (レス) id: 0c3fdd77dd (このIDを非表示/違反報告)
青空(プロフ) - はじめまして。文の描写がお上手なので、（笑）はなくてもいい気がします…。上からですみません。応援しています。頑張ってください！ (2017年9月10日 8時) (レス) id: ec139ca69d (このIDを非表示/違反報告)
マナミ - 続きが気になります(^^)更新頑張ってください！！ (2017年9月9日 22時) (レス) id: 75dde93375 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - この小説をまた読んでみたいので更新頑張ってください！！応援しています！！！ (2017年9月9日 20時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラベン
| 作成日時：2017年9月9日 16時
