103話目レオ・アレンside ページ7
それから、再びみんな料理を食べ始めたが全員…ではなくナトレアさん以外無言だった。
ナトレアさんはみんなと早く仲良くなりたいのか、グイグイ攻めていっている。
それを俺含むみんなは、適当に流してるって感じだ。
楽しい空間壊れてもたな…。
シアンも、一体何があったんや…？
心配やからできるだけ言ってほしい。
シアンはこの空気にもうそろそろ限界になったのか
シア｢僕、部屋に戻るわ｣
と、周りもポカーンとする程冷たい声でいい、食堂を後にした。
みんなは、何も言わなかった。
そして、すぐにナトレアが
マリ｢わ、わたしぃ…心配だから見てきますねぇ〜…｣
と言って食堂から出ていった。
その後も何特に無く、俺はただ黙々と飯を食っていた。
すると急に、
マリ｢きゃあああ！！！｣
と、マリアの悲鳴が聞こえた。
ナトレアさんが叫んですぐ、俺らは駆けつけた。
そこには、右腕から血を流して座り込んでるマリアと、絶望の顔をしたシアンが居た。
それを見て、みんなはいろんな表情をしていた。
1人は悲しみの表情をし、
もう1人は驚きの表情、
もう1人は怒りの表情をしていた。
エミ｢な、にがあっ、たんですか…？｣
コネ｢マリアの腕からなんで血が流れとるん…？｣
アリ｢えっ…？ねぇ…どういう事…？｣
俺らは、シアンとマリアをじっと見つめていた。
シア｢あのn((マリ｢うわぁーん！…あの、ねっ？…シアンちゃんがっ…｢新人のくせに！僕よりみんなに好かれて調子乗るな！｣って、いきなり…切ってきたのぉ…｣えっ…｣
シアンが、説明をしようとするとマリアが横から入ってきた。
シア｢違う！僕はやってないよ！信じてっ！｣
そうシアンは思いっきり言った。
でも、
うつ｢ちょっと黙っとって｣
ペ神｢マリアちゃん、怪我治療しに行くよ｣
と冷たい言葉しか帰ってこなかった。
遂に、シアンは泣きそうになっていた。
どうにかしないと…！
俺はそういう意思で、シアンを庇うようにしてシアンの前に立った。
シア｢ショッピ…シャオさん…、レオ…トン氏…、エミさん…兄さん…｣
俺だけじゃなく、他の奴らも同じことを考えていたのか？w
コネ｢ショッピくん…仲間を傷付けるような"裏切り者"を庇う気なん？｣
ショ｢当たり前やないですか。こんなぽっと出の新人より、何年も一緒にやってきた同僚を信じるでしょ｣
104話目引き続きレオ・アレンside→←102話目引き続きシアン・シャルルside
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