102話目引き続きシアン・シャルルside ページ6
僕の目の前に庇うようにして立ったのは…
シア｢ショッピ…シャオさん…、レオ…トン氏…、エミさん…兄さん…｣
この人達だった。
コネ｢ショッピくん…仲間を傷付けるような"裏切り者"を庇う気なん？｣
ショ｢当たり前やないですか。こんなぽっと出の新人より、何年も一緒にやってきた同僚を信じるでしょ｣
ロボ｢シャオロン、お前…なんでそいつの方に行くん？騙されとるんか？｣
シャ｢俺は後輩…いや、恋人を信じる。こいつの事なんて大体分かるしな｣
うつ｢師匠…。こっちに来てくださいよ…。そっちはアカンで？｣
レオ｢…俺は幼馴染みを取るわ。お前らがなんでそっち側に行くんか理解不能やわ｣
チノ｢トントン、有能なトントンなら分かるはずやで。マリアさんが真やろ？｣
トン｢いやぁ、わかりませんねぇ？長いこと一緒におる奴の事を信じず、パッと出の新人の方を信じる低脳が考えとるような事なんてな｣
ゾム｢エミさん…。なんでそっち行ってまうん…？｣
エミ｢その現場を見てもいないのに、そうやって決めつける貴方達が嫌ですし、私はずっと一緒に居たシアンを信じますよ｣
グル｢兄さん…｣
にい｢俺も、みんなと同じ理由やでグルッペン。俺もシアンの方が信用してるしな｣
シア｢みんな…｣
僕は思わず泣いてしまった。
トン氏やエミさんが頭を撫でてくれた。
シャオさんとショッピはずっと守るような形で僕の前に立ってくれていた。
レオと兄さんは、幼馴染みとしてずっと僕が正しいって事をみんなに伝えようとしてくれていた。
それがまた嬉しかった。
オス｢でも、その時に使われたナイフは
レオ｢だからどうした？盗んだって可能性もあるやろ｣
グル｢もういい…。全員解散だ｣
そう言うと、僕を守ってくれた組以外のみんな帰っていった。
帰る前に、ゾムニキとロボロンゴに
ゾム、ロボ｢俺の彼女に関わるなよ(威圧)｣
と言われたのが地味〜に怖かったw
というか、なんでシャオさん達は僕側に着いたんやろうか？
シア｢ねぇ…なんでみんなは僕を守ってくれたの…？｣
シャ｢はぁ…お前が幹部になる時言うたやろ？｣
シアン側全員｢『何があってもお前を信じ、お前を守る』ってな｣
シア｢！！！｣
覚えとってくれたんや…。
安心して、また涙が流れ出した。
トン｢やからや…って、ホンマにお前はすぐ泣くなぁ〜w｣
シア｢あはは…ww｣
そのまま、僕は夢の中へ落ちていった。
103話目レオ・アレンside→←101話目シアン・シャルルside(レフト｢1〇1匹のワンちゃん((ﾎﾞｿｯ…｣レオ｢〇の意味…｣)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
