131話目アリス･シエトルside ページ37
私は、ネルとツーマンセルで戦っていた。
相手はもちろんゾムとロボロさんの2人だった。
私はナイフ、ネルは銃で応戦していた。相手と同じ。
私はゾムを相手し、ネルはロボロさんを相手していた。
アリス｢ゾ、ム！信じ、て！ナトレアさんが悪い、って！｣ｷﾝ!ｷﾝ!
ゾム｢アリ、スこそ、信、じてや！シアンが、悪者、や！｣ｶﾞｷﾝ！
私は、何とかゾムの攻撃を受け流しながらゾムを説得しようとしていた。
ｶﾞｷﾝ!!
ｽｯ!
ｷﾝ!ｷﾝ!
戦っていると、一瞬の隙を見てゾムがナイフを投げてきた私は夢中でそれをはじき飛ばした。けど、それはカインさんの方に飛んでいっていた。
アリ｢カイ、ﾝさん！｣
ゾム｢なんや！余裕そうﾔ、な…！｣
アリ｢ｯ！…ｱﾌﾞ、ない…！｣
ゾムの相手をしながらカインさんに危険なことをを知らせようとしていると、カインさんは自分の刀でナイフをはね返した。
私達は、思わずカインさんの方を向いた。
コネ｢カイン？！危ないやんか！！｣
コネシマさんの方を見ると、コネシマさんがいる奥の壁にそのナイフは刺さっていた。
ショッ｢くそ先輩うるさいっす……兄さん……？｣
オス｢カインは入ってこんでいい。｣
なんでそんなきついことを言うの？
ひと｢ちょ、オスマン？！そこまで言う必要ないやろ？｣
チー｢あんたらには関係ないんで｣
エミ｢チーノ？！そんな言い方ないやろ？｣
ひとらんさん達の言う通りだ。
なんであんなことを言うんだろう。
カイ｢あん……らが。｣
しん｢？？｣
ロボ｢？？なんて？｣
私達は、カインさんが言った言葉が聞き取れなかった。
けど、怒っているのは分かった。
カイ｢あんたらが……｣
カインさんがそう言うと、大先生さんが遮るように言った。
鬱｢なんや？関係ないやつが文句あんのか…？｣
レオ｢鬱？！なんでそんなん言うんや……カイン……？どうしたん？｣
カイ｢あんたらさ、わかってんの？｣
グル｢あ？何がだ？｣
トン｢カイン……？｣
カイ｢お前らが内ゲバしてたせいで、ルシファーさんが怪我しそうになってたんや。｣
ゾム｢幹部ならそれぐらい避けれてもええぐらいや｣
シャ｢まだ来たばっかりなのにそれは無いやろ！！｣
カイ｢いい加減にしろ！！！！！！｣
132話目引き続きアリス･シエトルside→←130話目引き続きルシファー・リリアside
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