129話目ルシファー・リリアside ページ35
うちの腕を引っ張った人は……、
カイ｢大丈夫ですか？｣
ショッピ先輩の兄さんだった。
その姿がカッコよくて、ちょっとの間見とれてしまっていたが、ショッピ先輩の兄さんの声で我に返った。
ルシ｢……ぇ？……ぁりがとう。｣
うっわw思った以上に間抜けな声が出たw
ショッピ先輩の兄さんも、少しクスッて笑ってた。
お？？笑ったなてめぇ？？←雰囲気ぶち壊していくスタイル
ルシ｢…｣ｼﾞｰ
カイ｢…？｣ｷｮﾄﾝ
ルシ｢！…｣ﾌﾟｲｯ
なんやなんや…？な、なんか、無意識やったけど今うちショッピ先輩の兄さんの事、やっぱカッコええって思ったやんな？？
そして、ショッピ先輩の兄さんに腕掴まれたままだったので離してもらった。
次の瞬間…
ナイフが飛んできた。
ショッピ先輩の兄さんは迷わず刀で、そのナイフをはね返した。
すると、内ゲバに集中していた幹部たちがショッピ先輩の兄さんの方を見る。
コネ｢カイン？！危ないやんか！！｣
え？
ショッ｢くそ先輩うるさいっす……兄さん……？｣
オス｢カインは入ってこんでいい。｣
ひと｢ちょ、オスマン？！そこまで言う必要ないやろ？｣
チー｢あんたらには関係ないんで｣
エミ｢チーノ？！そんな言い方ないやろ？｣
何？自分達が悪いのにそんなこと言うん！？
けれど、うちは怒りを抑えた。ここで喧嘩になったら、また内ゲバが始まりそうで怖かったからだ。
カイ｢あん……らが。｣
しん｢？？｣
ロボ｢？？なんて？｣
カイ｢あんたらが……｣
鬱｢なんや？関係ないやつが文句あんのか…？｣
レオ｢鬱？！なんでそんなん言うんや……カイン……？どうしたん？｣
カインさんの表情が暗くなった。
というか、カインって言うんだ。うちもそう呼ぼ←
カイ｢あんたらさ、わかってんの？｣
グル｢あ？何がだ？｣
トン｢カイン……？｣
130話目引き続きルシファー・リリアside→←128話目レオ・アレンside
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