125引き続きカイン･イリヤスside ページ31
俺は迷わず俺の愛刀……紅鋭刀で、そのナイフをはね返した。
すると、内ゲバに集中していた幹部たちが俺の方を見る。
コネ｢カイン？！危ないやんか！！｣
は？
ショッ｢くそ先輩うるさいっす……兄さん……？｣
オス｢カインは入ってこんでいい。｣
は？
ひと｢ちょ、オスマン？！そこまで言う必要ないやろ？｣
チー｢あんたらには関係ないんで｣
エミ｢チーノ？！そんな言い方ないやろ？｣
……
カイ｢あん……らが。｣
しん｢？？｣
ロボ｢？？なんて？｣
カイ｢あんたらが……｣
鬱｢なんや？関係ないやつが文句あんのか…？｣
レオ｢鬱？！なんでそんなん言うんや……カイン……？どうしたん？｣
ブチッ
何かが切れる音がした。
もう、ええよな。我慢せんで。
カイ｢あんたらさ、わかってんの？｣
グル｢あ？何がだ？｣
トン｢カイン……？｣
カイ｢お前らが内ゲバしてたせいで、ルシファーさんが怪我しそうになってたんや。｣
ゾム｢幹部ならそれぐらい避けれてもええぐらいや｣
シャ｢まだ来たばっかりなのにそれは無いやろ！！｣
ほんまにさ……
カイ｢いい加減にしろ！！！！！！｣
全員｢ﾋﾞｸｯ｣
カイ｢俺は、試験を受けるためにここに来た。けど、こんな内ゲバに付き合うんなら訓練所に行って兵の勢力をあげた方がマシだ。それに、無駄なけが人を増やしたくない。戦争もいつ起きるか分からない。｣
トン｢そ…やな。今は試験に集中しよう。｣
その一声で空気が軽くなった気がする。
126話目シアン・シャルルside→←124話目引き続きカイン･イリヤスside
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
