124話目引き続きカイン・イリヤスside ページ30
部屋に戻ろうとしてると、兵が慌てているのが目に止まった。
カイ「??おい。」
MOB「は、はい?!あ、か、カイン様」
カイ「はぁ。前も言ったろ?その呼び方やめろ……それよりも、なんでそんなに慌ててるんだ?」
MOB「え?カイン様……これから実力試験があること覚えておりましたか?」
ん?実力試験…か……って実力試験!?
カイ「これからなんか?!」
MOB「はい。もしかしてお忘れでしたか?wカイン様もそういうことがあるんですね」
カイ「そりゃー、俺も人間だからな。って用意しねぇと……また後で!」
MOB「はい!!」
俺は急いで自分の部屋にある愛刀をもって試験場へ行った。
ー試験場到着ー
俺が試験場に到着すると、何故か幹部の方々が内ゲバをしていた……( ˙꒳˙ )???なんで?
てか、なんでレオさんとかトントンさんも入ってんの?非戦闘員のエーミールさんも、軍医のしんぺい神も……
けど、シアンさん、ルシファーさんと、もう1人は参加してない。
俺は止めることができずに他の兵たちと一緒にこの戦いを見ていた。
これでは、怪我する人が出てくる……!止めないと……わかってるけど、俺がそんなことをしてしまったら、歯止めが聞かなくなる……
そんなことを考えながら周りを見た瞬間ルシファーさんのすぐ目の前には、誰かが投げたナイフがあった。
カイ「危ない!!」
俺は無意識にルシファーさんの腕を引っ張った。
良かった……間に合った……
カイ「大丈夫ですか?」
ルシ「……ぇ?……ぁりがとう。」
大丈夫じゃねぇな……頑張ってくだせぇよ幹部さんw
てかさ、気づいてないん?この人ら……
未だ続いている内ゲバにイラつき始める。
怪我人が……
一番してはいけない。味方を傷つけるのは……
なんでなんや……
次の瞬間……
ナイフが飛んできた。
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