123話目カイン･イリヤスside ページ29
歓迎会の日を境に幹部の方々の仲が悪くなった気がする。前よりも内ゲバが多くなったりしている。
……城壊れないかな←
てか、トントンさん達にあのこと話してねぇや……話に行かないとな……
んー。どこいるやろか……とりあえず書記長室行くかー？
カイ｢……遠い｣
そう。俺の部屋から書記長室は案外遠いんだ……
大きな扉の前で服装チェックする。
はぁ。緊張する。
扉をノックしようとしたら中から声が聞こえてしまい、止まってしまった
エミ｢〜〜確白でいいと思いますよ｣
？何の話や？
レオ｢その根拠〜｣
根拠？なんのや……？
エミ｢あの人はシアンへの〜〜〜思うんですけど…｣
もしかして、あの時の……
トン｢〜〜な｣
関係あるのなら……
レオ｢〜〜ルシフ〜〜やな｣
役に立ちたい。
ｺﾝｺﾝ
トン｢どうぞ｣
カイ｢失礼します｣
レオ｢！？か、カイン！？｣
なぜ驚かれているかは分からないがとりあえずお辞儀しよー()
エミ｢どうなされました？｣
あ、完全に忘れてたw
カイ｢あ、あぁ…実は、一昨日の晩ご飯の時…食堂から誰かが、「もっと嫌われて、無能になって、居場所がなくなれば良いのに」という事を言っているのが聞こえまして…｣
やはり、関係しているんだな……
トン｢…｣
レオさんとトントンさんはお互いに顔を見て頷いていた。
……何の話か気になる。
けど、あんまり首を突っ込むのは良くないか……
エミ｢そうでしたか…。わざわざありがとうございます｣
エーミールさんの言葉で我に返って反応をする
カイ｢いえいえ｣
その後、俺は書記長室を出た。
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