121話目ネル・サトルside ページ25
それからというもの、みんなのシアンへの当たりが強くなった。
グルッペンさんも、シアンへの書類の量を多くしてたり、ペ神も、怪我をした時｢来るな。｣とか言うようになったし、他にもいるけど、大先生さんとか、ゾムさんとか、それから……ロボロとかは日に日に暴力暴言が酷くなっている。
だからそれを、トントンさんとか…シアンの味方側が毎回何とかしている。
トントンさんとエーミールさんはシアンの書類を手伝って、暴言はレオさんと兄さんがシアン聞かせないように、他に言わせないようにずっと喋って、暴力はシャオロンさんとショッピさんが助けてくれている。
怪我は、シアン自身でなんとかするか、エミールさんか兄さんが手当てしてくれている。
そうして、あの人たちはシアンを守っている。
ほんとにすごい頼りになるとおもう。私は何も出来ないまま…。でも……変わらなきゃ……！
けど、その前にロボロを何とかしないと……と思いましてぇー？！
ﾊﾞﾝｯ!
思い切ってロボロのいる、情報管理室まで来たんです！！いぇーい！←
よし。行こう。
ノックは……
しなくていいか？！
そこには
ナトレアさんの髪を愛おしそうに持っていたロボロが居た。
…そしてすぐわかった。
私は結局なんとも思われていなかったんだって。悲しかったけど、私にそんな魅力がないことは知っていた。
ロボロ｢綺麗やn(……？！あ、えと、ネル……？なんでおるんや……？あ、えと、これは違うくって！｣
……やっぱり気づかんかってんね。それぐらいナトレアさんに夢中だったんだね。
そう思って部屋を出て走ってに自分の部屋に戻った
ロボロの呼び止める声が聞こえたが気にしない。
ｶﾞﾁｬ…ﾊﾞﾀﾝ
自分の部屋に着きベッドにそのままダイブする。
はぁ。もうやだよ。
そんな時インカムで通知が来た。
今は誰とも話したくないのに…
しかしグルッペンさんからだった。
ネル｢なんでしょうか…｣
グルッペンさんは今は敵である事が頭から離れない…
グル｢今日は、兵たちの実力試験があるから遅れないようにするんだゾ！｣
実力試験…って実力試験！？
ネル｢あ、えっとわかりました。ﾋﾟｯ…あれー？そんなんあったっけー？w…｣
はぁ。本当は行きたくないけど…
ネル｢行きますか…｣
122話目引き続きネル・サトルside→←120話目引き続きアリス・シエトルside
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