【我/々/だ】幹部達の日常は。Ⅲ【軍パロ】 (ページ19)

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115話目シアン・シャルルside ページ19

それから、僕の扱いや嫌がらせが日に日に酷くなってきた。
例えば、僕の分だけ書類が多かったり、
すれ違いざまに暴言を吐かれたり、

ｼｭ………

シア｢！？｣ｽｯ

ビックリした…、油断しすぎた…。
ほっぺにかすった…ちょっと切れたけどいっか。
まぁ、これも僕への嫌がらせの一つで、何回もしてくるから気配を感じたら…というか、信じてくれてるメンバーの人がいない時は警戒している。
でも、今のは…ね？w

ゾム｢……ﾁｯ｣

あ、この人舌打ちしやがったぞ。
なんぼアリスの彼氏やったとしても許さへんで？
あとでトン氏にチクるから←

…このまま戻ったら、絶対トン氏やシャオさん、ショッピに質問攻めされる…。
医務室行こ…。

～移動中～

ｺﾝｺﾝ

シア｢すまん、絆創膏貰ってええかな？｣

ペ神｢…君にあげるやつなんてないよ｣

シア｢ｯ…せ、やね…。ごめんもう出るわ｣

ペ神｢…｣

これもまた、嫌がらせの一つ。
あの事があってから、優しかったペ神も僕に冷たくなった。
今の様子だと、医務室に入ってこられること自体嫌らしい。
これからは…って、いいや後で考えよ…。
そう思いながら僕は医務室から出た。

普通の人なら、こんなに嫌がらせをされているのに、
どうして普通で入れるかって思うやろ？w
それはね…？

仲間のみんなが支えてくれるからなんだ。

トン氏とエミさんは書類を手伝ってくれて、
暴言はレオ、兄さんが聞かせないように、言わせないようにずっと喋っててくれて、
暴力はシャオさんとショッピが助けてくれる。
怪我は自分でなんとかするか、エミさんか兄さんがしてくれる。
僕…味方このメンバーだけでいい←

なんか、シッマ達がバタバタしてる。
なんかあったっけ？
思い出してみようと、頭をフル回転させると実力試験があるという事を思い出した。
やっべぇ！はよ行かな！
そう思ったが、僕はそこで足を止めた。
何故ならそこに、ナトレアさんと仲が良さそうに喋っているゾムニキ、ロボロの姿と…

シャオさんの姿が目に入ったからだ。

え？なんでシャオさんが…。
僕はそういう思いで、試験場に行けなかった。
逆に自分の部屋に戻ってしまった。

ー数分後ー

ﾋﾟｯ

インカムに通知がきた。

シアン｢はい｣

グル｢今日は、兵たちの実力試験があるから遅れないようにするんだゾ！｣

グルさんの言葉で気がついた。
実力試験！！！

急いで部屋を出て試験場に行った。
そしたら、

戦ってるゾム達と先輩達の姿が見えた。