113話目カイン・イリヤスside ページ17
…ﾓｸﾞﾓｸﾞ…ﾓｸﾞﾓｸﾞ
隣の部屋(食堂)が静かすぎてあまり食べれていないカイン・イリヤスです。どうも。←
しばらくしてシアンさんが
シア｢僕、部屋に戻るわ｣
と言っていた。ん？やけに早いな。ﾓｸﾞﾓｸﾞ
そのあとすぐに知らない人の声が聞こえた。多分新しく幹部になった人やろな。
、
マリ｢わ、わたしぃ…心配だから見てきますねぇ〜…｣
ﾓｸﾞﾓｸﾞ…ﾓｸﾞﾓｸﾞ…このパスタ美味いな。
すると急に、
マリ｢きゃあああ！！！｣
と、さっきの人の悲鳴が聞こえた。
叫んですぐ、軍の人らが駆けつけようとしたが俺が止め、「俺が行ってくる。もし、帰ってくるまでに料理が残っていたら全員筋トレ百回、十セットだ。」と言って部屋を出て急いだ。
駆けつけてみるとそこには、右腕から血を流して座り込んでる人と、何人かを挟んで絶望の顔をしたシアンさんが居た。あれ？あの人あんな感じやったっけ？
1人は悲しみの表情をし、
もう1人は驚きの表情、
もう1人は怒りの表情をしていた。
コネ｢ショッピくん…仲間を傷付けるような"裏切り者"を庇う気なん？｣
ショ｢当たり前やないですか。こんなぽっと出の新人より、何年も一緒にやってきた同僚を信じるでしょ｣
ロボ｢シャオロン、お前…なんでそいつの方に行くん？騙されとるんか？｣
シャ｢俺は後輩…いや、恋人を信じる。こいつの事なんて大体分かるしな｣
うつ｢師匠…。こっちに来てくださいよ…。そっちはアカンで？｣
レオ｢…俺は幼馴染みを取るわ。お前らがなんでそっち側に行くんか理解不能やわ｣
チノ｢トントン、有能なトントンなら分かるはずやで。マリアさんが真やろ？｣
トン｢いやぁ、わかりませんねぇ？長いこと一緒におる奴の事を信じず、パッと出の新人の方を信じる低脳が考えとるような事なんてな｣
ゾム｢エミさん…。なんでそっち行ってまうん…？｣
エミ｢その現場を見てもいないのに、そうやって決めつける貴方達が嫌ですし、私はずっと一緒に居たシアンを信じますよ｣
グル｢兄さん…｣
にい｢俺も、みんなと同じ理由やでグルッペン。俺もシアンの方が信用してるしな｣
シア｢みんな…｣
…何か俺場違い感半端ないw
114話目引き続きカイン・イリヤスside→←112話目引き続きネル・サトルside
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