【我/々/だ】幹部達の日常は。Ⅲ【軍パロ】 (ページ16)

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112話目引き続きネル・サトルside ページ16

オス｢でも、その時に使われたナイフは裏切り者(シアン)のものやで？｣

え？証拠それだけなん？
なのにシアンが犯人って責められなあかんの？
おかしいやろ…。
しかも、もう一つの…盗んで自らやったっていう可能性には触れへんねんな。

レオ｢だからどうした？盗んだって可能性もあるやろ｣

グル｢もういい…。全員解散だ｣

グルッペンさんがそう言うと、シアンを守ってた組以外のみんな帰っていった。
勿論私もだ。だってロボロが冷たい目で帰ろって言ったから。
でも帰る前に、ゾムとロボロさんがシアンの方に行っていた。

何て言っていたかはわからないけれど、あまり良い内容じゃないんだろな…

ｸﾞｲｯ

ロボ「行くで。」

不意に手を引かれて歩き出したロボロに着いていく。

ネル「ねぇ。シアンになんて言ったの？」

ロボ「特に。」

…何で嘘吐くのかな。

…あ！そうだ！監視カメラなら何かあるはず！

ネル「ろ、ロボロ！情報管理室行こ！」

ロボ「何で？」

何かいつもよりも冷たい。怖い。けど。

ネル「シアンが正しいのかナトレアさんが正しいのか調べるため！」

ロボ「そんなんする必要ないやろ。シアンが悪いマリアが正しい。」

え？なんで…もう下の名前で呼んでるの？

そんな仲良くなったの？なんで？…

ロボ「ネル？どうした？」

ネル「な…んでも…ない」

ロボ「なんでもないことあらへんやろ？おかしいで？」

ロボロが私の手をつかもうとする。けど、

ﾊﾟｼｯ

ネル「～ｯ！ごめん。」

叩いて、そのまま逃げてしまった

ﾊﾟﾀﾝ

ネル「…ｯ…ｸﾞｽｯ…どうしたら…良いの？」

そのまま私は寝ていた。