107話目アリス・シエトルside ページ11
それから、再びみんな料理を食べ始めたが全員…ではなくナトレアさん以外無言だった。
ナトレアさんはみんなと早く仲良くなりたいのか、グイグイ攻めていっている。
こんな状況でよくグイグイ攻めていけるね…w
まぁ、私含むみんなは、適当に流してるって感じだ。
楽しい空間壊れてもうちやったなぁ…。
シアンはどうしたんだろう…？
心配だからできるだけ相談してほしい。
シアンがこの空気にもうそろそろ限界になったのか
シア｢僕、部屋に戻るわ｣
と、周りもポカーンとする程冷たい声で言い、食堂を後にした。
そして、すぐにナトレアさんが
マリ｢わ、わたしぃ…心配だから見てきますねぇ〜…｣
と言って食堂から出ていった。
シアンとあの人が二人っきり…。大丈夫かな？
その後も特に変わったことは無く、相変わらずゾムが食害をしているのを見ていた。
すると急に、
マリ｢きゃあああ！！！｣
と、ナトレアさんの悲鳴が聞こえた。
ナトレアさんが叫んですぐ、私たちは駆けつけた。
そこには、右腕から血を流して座り込んでるナトレアさんと、絶望の顔をしたシアンが居た。
それを見て、みんなはいろんな表情をしていた。
1人は悲しみの表情をし、
もう1人は驚きの表情、
もう1人は怒りの表情をしていた。
エミ｢な、にがあっ、たんですか…？｣
コネ｢マリアの腕からなんで血が流れとるん…？｣
アリ｢えっ…？ねぇ…どういう事…？｣
私たちは、シアンとナトレアさんをじっと見つめていた。
シア｢あのn((マリ｢うわぁーん！…あの、ねっ？…シアンちゃんがっ…｢新人のくせに！僕よりみんなに好かれて調子乗るな！｣って、いきなり…切ってきたのぉ…｣えっ…｣
シアンが、説明をしようとするとナトレアさんが横から入ってきた。
最後まで言わしたりなよ…なんか隠してる？
シア｢違う！僕はやってないよ！信じてっ！｣
そうシアンは言った。
でも、帰ってきた言葉は
108話目引き続きアリス・シエトルside→←106話目引き続きルシファー・リリアside
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