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そこから、土曜の深夜にA先輩とコンビニで会う頻度がかなり増えた。
最初は"こんばんは、お疲れ様です"と挨拶程度の会話だったが回数を重ねる度に
『西畑くんって、関大？』
｢へ！？あ、そうです！関大二年です！｣
『ふふ、私も関大の三年なの。この前大学で見かけたんだよね。』
「あ、実は知ってました…。A先輩、有名なんで。」
『え！そうなの！？なんか恥ずかしいな〜』
なんて会話からはじまり、世間話をする様になり
『西畑くん、下の名前なんて言うの？』
「あ、大吾…です。西畑大吾。」
『大吾くん、いい名前。今度からそう呼んでもいい？』
「っえ！？あ、全然！！」
『私も、出来れば名前で呼んで欲しいな。』
「え、あ、A…先輩？」
『うん、嬉しい。』
という流れで名前呼びになった時なんて、冗談抜きで心臓が破裂するかと思った。
1週間くらいニヤけが止まらなかった。はっすんにも心配された程だ。
そして、また数回コンビニで会う回数を重ねると、A先輩は動物の形をした、棒付きキャンディーを一緒に買って、俺にくれるようになったのだ。
美しくて綺麗な印象のA先輩がかわいらしいキャンディーをくれると言うギャップにまた悶えた。
ちなみに先輩から貰った物が無くなってしまうのが勿体なくて家にどんどん溜まっている。
家に帰ってキャンディーを見る度にA先輩を思い出しては擽ったい気持ちになる。
俺、相当A先輩に溺れてへん…？
なんて思いつつもコンビニでA先輩に会うことを心待ちにしている自分がいるのだ。
こうして、俺とA先輩のなんとも言えない関係性が生まれたのであった。
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シキ(プロフ) - memeさん» コメントありがとうございます。有難いです、これからも内容に悩みつつですが更新していきますので、これからもこちらの作品を宜しくお願い致します。 (2023年4月8日 3時) (
レス) id: fa47139e50 (このIDを非表示/違反報告)
meme - 投稿楽しみに待っておりました！楽しく拝見させて頂いております。これからも更新頑張ってください！ (2023年4月7日 22時) (レス) id: 256fd9f9cd (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - ともさん» コメントありがとうございます。嬉しいお言葉が頂けて幸せです、マイペース更新で申し訳ないです、これかれも楽しんで頂けたら幸いです。 (2022年10月18日 0時) (レス) id: fa47139e50 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 楽しく読ませて貰ってます！更新頑張って下さい😊 (2022年10月13日 21時) (レス) @page25 id: 9dbca4abe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シキ | 作成日時：2022年5月29日 5時
