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隠した怪我 ページ32

それから監督さんは太一くんと買い出しに向かい
俺たちは仲良く帰ることに。

監督さん曰く、つかれただろうし、真っ直ぐ帰っててという事らしい。

そんな事よりも…2人とも手で俺の口を塞いでること
忘れてないか?

そろそろ息が苦しくなってきた。

「っ!ん"ん"!!」

とにかく気づかせる為に2人の腕をバンバン叩く。


万里「ん?なんだよ…ってワリ!そのままだったな。」

十座「すまん。」

そう言ってようやく手を離して貰った。

「はぁ…はぁ、まあ、いいんだけど…それにしても、
2人とも、チームワーク良くなったね。」

万里「…別に。」

十座「…」


こんなだが、2人は心做しかスッキリした表情をしていた。

こうして俺たちは仲良く(?)寮に帰った。


左京「____で、今日の夕飯が遅れたわけか。」

監督「3人とも大活躍でしたよ!」

「いや!俺は何も…してないので!主に2人が頑張ってくれました。」


そして左京さんは監督さんに護衛をつけるかと言い出した。


臣「過保護だな。」

太一「以外ッス!」

「意外と優しいんですね。」


と言っていると万里くんと十座くんが手錠を外して貰えるように訴える。


左京「ああ、そうだったな。__ほら、外れたぞ。」

万里「やっと解放された…」

十座「それは俺のセリフだ。」

万里「お前、暫く5メートル以上近寄るな。デトックスしねぇと、血管詰まる。」

十座「それも俺のセリフだ。」


…なんだか雲行きが怪しいな
すると左京さんの一瞥で、少しは収まった。


それから自室に戻り、力尽きた様にベットに座る。


実は歩く度に痛みを感じていた右脚。
案の定、確認してみると、足首が腫れ上がっていた。

…ひったくり犯に押された時に足を捻ったみたいだ。

幸い、俺はまあ長年の役者歴があるので
顔に出すことは防げた為、誰にもバレていないだろう。

ドラマの撮影も走る事もないし、稽古も特に支障は無いだろう。

という訳で、簡単に手当てをし、放っておくことにした。

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作品ジャンル:恋愛
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シキ(プロフ) - らいふらいむさん» コメントありがとうございます。原作と違和感無いかを気にしていたのでそう言って頂きうれしいです。本当にありがとうございます!更新、なるべく早くできるよう心がけます! (2020年5月14日 3時) (レス) id: 3de2eab1b1 (このIDを非表示/違反報告)
らいふらいむ - 原作沿いなんですね!原作全部見てるのに、まるで夢主くんが原作からいたような雰囲気で、スイスイ読めました!違和感なく書けるシキさん尊敬します!すごく面白いです!更新頑張ってください!応援してます! (2020年5月10日 1時) (レス) id: 66e224bbaa (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - (名前)さん» ありがとうございます!なるべく早い更新を心がけます! (2020年4月28日 21時) (レス) id: 3de2eab1b1 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 面白すぎます!更新楽しみにしてます!更新頑張ってください!応援してます! (2020年4月21日 2時) (レス) id: 0a80c4d22b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シキ | 作成日時:2019年8月15日 2時

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