【A3!】Director【男主】

楽屋 ページ4

…いくらなんでも、楽屋まで押し掛けるのは迷惑だったかな…

公演終了後、少しでも感想を伝えたくて
楽屋にまで来てしまったのだが

俳優だからといって図々しくないか？
いや、でも一応天馬くんから招待はされたし…

なんて考えているうちに、楽屋のドアが開いた。

？｢え！！AA！？！？｣

確か舞台上でアラジンを演じていた人が
驚きながら俺の名前を叫んだ。

｢え、あ、いきなりごめんなさい…一応挨拶をと思って…｣

？｢すっげー！！テンション激上がり☆テンテン本当に友達だったんだね！！｣

うお…すごい今どきのチャラさ！！

天馬｢ったく、騒がしいな一成…ってうお！！A！｣

と彼の後ろから天馬くんが出てきた。

｢いや、あはは…来ちゃった。｣

どう答えていいか分からず一応笑ってみた。

天馬｢とりあえずここじゃなんだし、入れよ｣

｢え、いいの？｣

天馬｢俺様がいいって言ってるんだから大丈夫だ。｣

なんの俺様なんだと思いつつも、お言葉に甘えて
楽屋の中にいれてもらった。

すると楽屋の中には公演に出ていた役者はもちろん、裏方の方や他の劇団員の方で満帆になっていた。

楽屋に入った途端、

？｢AAだ！！｣

と口々に言い出すので、一気に楽屋の中は騒がしくなっていた。

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